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よそはよそ。うちはうち。

「誰それくんちはスイッチあるんだってー」
「へー」
「誰彼くんも、誰それちゃんも。だからうちもさー」

「よそはよそ!うちはうちです!」

って言う昭和の昔からあるやりとりがありますね。
この

よそはよそ!うちはうち!

って、言ってる割に自分もやってしまいがちです。

「いいなー、誰それちゃん痩せててー。私なんて体重何キロもあって。」
「いいなー、誰それくんはいい車乗ってて。」

よそはよそ!うちはうち!

そして我が子に対してもそんな気持ちが向いてしまうことも。

「あの子はもう歩けるのにうちの子はまだハイハイだ。」
「あの子は成績いいのにうちの子は悪い。」

そうなった時、

苦しむのは誰でしょう?

比べられて下げられてしまった

我が子

ではないでしょうか。
子どもは大人と違って毎日毎日成長しています。
その速度は全部一律ではなくて、ある時突然こっちが伸びるかと思えば、別の時にはそっちが伸びたり、なかなか伸びないなーと思っていたらあっという間に伸びたり。
だから、

よそはよそ、うちはうち

と考えて、今目の前のその子の伸びてるところを愛でてほしいなと思います。

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峠工房ののんさん
サポートは峠工房の維持運営費となります! 受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。