見出し画像

教え方それぞれ【音】

あくまでも

その時その人にあった教え方の一例

として紹介していきます。
誰でもがいつでも一発でわかる教え方ではありません。

以前読んだ漫画でこんなエピソードがありました。

主人公がテストを受けるが全く答えがわからない。
それなのに、周りのみんなが鉛筆を走らせる音がしている。
みんなはできているのに自分だけができないのではないか。
と主人公は不安になる…。

最近、小学生にパソコンを教えています。
一回大体45〜60分。
内容は基本操作、ワード、エクセル、パワーポイントなどのオペレート。
パソコン指導のカリキュラムの中で悩みの種が

タイピング

です。
パソコン歴30年の私としては

タイピングなんてホームポジションさえ覚えれば、長くやってれば身につく

と思ってしまうのですが、学校でのパソコンの授業ではタイピングをする事は結構な比重を占めてるようです。
キーボードのタイピングはカタカタと音がします。
もし、タイピングに自信がない子だったら、その音に、前出の漫画の主人公のように

不安を煽られるのではないだろうか。

じゃあ、課題の中に多くの文字入力を盛り込めば良いのではないか?とも思いますが、家庭で作るようなものといえば…年賀状、カレンダー、お小遣い帖…仕事以外でそんなに文字を入力する機会ってない…。
だから、タイピング練習サイトを利用して毎回タイピングの練習時間を設けています。
週一回、十分でも子どもは脳みそ柔らかいので、身につけていきますが、時々タイピングの練習だけの日も設けた方が良いかな?と考えています。

前出の漫画のオチですが、

テスト後に友達に全然答えが書けなかったと告げると、実は、その友達も全然分からず、机を鉛筆で叩き続けてた。

これくらいの強いメンタルでありたいものです。

漫画が気になった方、うろ覚えですが、確かさくらももこさんの読み切りだったと思います。


いいなと思ったら応援しよう!

峠工房ののんさん
サポートは峠工房の維持運営費となります! 受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。