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教え方それぞれ【褒められて伸びる】

あくまでも

その時その人にあった教え方の一例

として紹介していきます。
誰でもがいつでも一発でわかる教え方ではありません。

勉強で習い、覚えた事は

生活の中で使う事で身につく

ものだと思います。
生活の中で使うようになるには、

使った方が覚えるんだから使いなさい!

というのではなく、

それがどんなに楽しく、また誇れるものであるか

を体験できる経験を作ることが大事だと思います。

例えば文字を覚えたのなら本人がノートなどに名前を書くようにし、

わあ!上手にかけてる!

と褒めたり、

自分で書いてくれてお母さんすごく助かる!ありがとう!

と役立った気持ちを持ってもらったり。
算数も同じように、数えられるようになったら、例えばおやつを分ける時、「3個ずつお皿に入れてね」とお願いして、うまくできたら

「ありがとう。助かるわ。」


褒められたり感謝されると誰でも嬉しいものです。

嬉しい気持ち

になれば、

明日もやろう

と続ける気持ちになり、繰り返すうちに身につくし、新しい事を覚えたら、

今度はこれをやったらもっと褒められるかな?感謝されるかな?

と考え、次のステップも繰り返し、そして身につきます。

この時、

自分の意思で納得してやった

という気持ちが大事です。

習ったんだから出来るでしょ?

とか

昨日できたんだから今日もできるはずよ!

とか追い詰めるのは禁物です。

やってあげてる気分

から

やらされている気分

に変わってしまい、モチベーションが下がり、

やりたくなくなってしまいます。


褒められて伸びること、それは人間として当たり前のことだと思います。



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峠工房ののんさん
サポートは峠工房の維持運営費となります! 受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。