峠工房の子ども支援事業、何が違うの?
うちら、峠工房に遊びに行っても平気なの?
こっちのお金かかるやつは何が違うの?
僕らはいっちゃダメなんでしょ?
ほうかごフリーサロン、ほうかごくらぶ、生活塾、放課後等デイサービス…どれも子どもたちが集まるやつ。
確かに違いがわかりにくい。
私もよくわからない…
ってそれじゃあマズい💦
まず!
放課後等デイサービス・児童発達支援事業
これは国と協力して障害のある子を預かり、療育する。
受給者証というのを役所に出してもらって毎週何曜日と日を決めて利用します。
障害のある子、個別級に通う子が対象で税金からの援助があり、家庭の収入にもよりますが、大体は月額最大4600円で利用できます。
生活塾
は、国が放課後等デイサービス事業を始めるよりも前から峠工房が自主的にやってた療育支援事業です。
自主事業ですから、利用条件、利用日数や定期利用、相談や家庭への訪問などの回数の制限などがある放課後等デイサービスと違い、
受給者証がなく普通級に通っているグレーゾーンの子
突発的なトラブルの際への対応
困ったらいつでも相談に来られる
など、
より深く、より密度の濃い療育・支援
が可能です。
例えば学校でクラスの子と喧嘩して怪我をさせたとか、備品を壊したとか家で暴れてどうしようもないなど即時対応して欲しい時にすぐに動きます。
こちらは自主事業で税金の援助がないので、一回2000円、定期利用なら月12回以上の利用で月額18000円です。
ほうかごくらぶ
生活塾から派生した放課後預かり事業です。
生活塾で峠工房に通う子の話を聞いたり行事に来たりした子の
峠工房楽しそうだから行きたい!
という声に応えて始めたものなので、基本的に
預かり、見守り、学習支援、
を行います。
こちらも有料となりますが、学童保育やキッズなどの料金を参考にし、月12回以上10000円、それ以下は8400円です。
それでも学童保育やキッズよりは高めになってしまいました。
ほうかごフリーサロン
地域の子たちと仲良くなって
居場所がない
との話を聞いて始めたものです。
かながわ生き活き市民基金さん
に助成金をいただいています。
地域の小学校の統廃合、児童館不在の我が地域。
公園で遊ぶには
最近交通量が増えた
こともあり危険。
また、
子どもの声がうるさいなどのクレーム
もあるとの話もちらほら聞きます。
安全に室内で遊ぶには、地区センターはあるけど、
地区センターは地域住民みんなの利用の場で遊びだけの場でなく、競争率も高い。
要するに
ただ安心して遊ぶ場所が少ない
のです。
だから、放課後から5時まで、
おとなの見守りがあり、安全性の確保された場所で自由に遊ぶ
居場所を作りました。
宿題や学習もできますが、基本的には自主学習、安全性確保のための決まりはありますし、見守りもしますが、療育などはありません。
非常にシンプルな預かり事業なので、利用は無料です。
ほうかごくらぶ使いたいけど不安
とか
ちょっと居場所がない
とかの場合に
軽く使ってもらえれば
と思ってます。