蒼魁杯ベスト4! ゴッドゼクス合体ノ型 ~地ノ型ビート之すゝめ~
前回のnoteをご覧になって頂いた方はお久しぶりです。はじめましての方は初めまして。しがないゴッドゼクス好きの伊勢谷とうふと申します。
先日行われた第三回蒼魁杯にて、ゴッドゼクスでベスト4に入るという素晴らしい結果を残せたのでnoteを執筆いたしました。
いわゆる一般的なゼクスとはかなり違った構築になっているので、ゴッドゼクスで頑張っている同士ノ型のご参考になれば幸いです。
また、ゴッドゼクスの基本的な立ち回りに関しては以前のnoteにて記載させて頂いています。
長めですがメインレシピは無料なので是非合わせてご一読下さい。
蒼魁杯とは
SIGMAくん(@SIGMA_Robellion)の主催する静岡中部唯一の非公認大会です。
来年3月で一周年とまだまだ新興なのに、もう第3回まで開催している脅威の頻度を誇ります。規模もどんどん大きくなり今回は92人参加と企業主催大会並みでした。次回は大台に乗りそうですね。
景品も豪華でとても楽しい大会なので、これを見た皆様も是非静岡まで足をお運びください。次回は3月下旬予定との発表なので、公式Twitterをフォローして、続報を共に待ちましょう!(勝手な宣伝)
戦績
金雲○
赤白○
炎契約○
蒼波☓
爪鳥○
覇王○
夜族☓
5-2 10位抜け
決勝
一回戦 蒼波○
二回戦 炎契約○
三回戦 赤エヴァ☓
ベスト4!
はじめに
レシピの説明前に、今のゼクスの問題点についてお付き合い下さい。
前提として、環境の高速化と苛烈な除去により、終ノ型の六天連鎖を揃えることは困難です。
終ノ型の全体耐性付与もフラッシュを挟んでからの為、ワンショットの構えを見せた時点で諸々の妨害が飛んできます。
そこで6点ワンショット以外の勝ち筋として上がったのが、2シンボル以上にした地ノ型の連続アタックで1-2-2点を削るプランです。
ワンショット型より早いタイミングで攻勢に出る事が出来、6点プランとは有効な防御札も違うため相手を惑わせることが可能です。
次に問題だったのは多点化の方法です。ぱっと思いついたのは赤の世界やブレイヴでしたが、
天魔王ウェポン 最大軽減でも2コスト必要、山を引けるが召喚時を踏む、単体で置いた時に弱い
赤の世界 地ノ型と転醒条件が被り、シンボル追加とコアシュートが両立できない
と、どれもが一長一短でなかなかピンとくるものが有りませんでした。
紆余曲折を経て、ようやくたどり着いたのが今回のブレイヴ地ノ型ビートです。
それではリストをどうぞ。
デッキレシピ
採用カード解説
今回のレシピは非常に散らかっている為、皆様が首を傾げないであろう普通のカードの解説は端折り気味に行きます。
詳しくは以前のnoteを(以下略)。
天魔王ゴッド・ゼクス地ノ型/天ノ型
詳しくは前回note参照。
今回はこのスピリットをどれだけ強く通せるかに全振りしてます。
天魔王ゴッド・ゼクス影ノ型
BOCでの優勝を受けて赤白が増えていること、ストジーの対策に耐性貫通が散見されること等から、以前より天魔・影武者の使用頻度は増えています。
今回終ノ型は不採用の為、ドロー目的で召喚したら影武者の利用は出来ません。計画的に召喚しましょう。
イチバンスピアー
以前のレシピより地ノ型の早期着地へ重きを置いている為、下手に軽減として召喚してはいけません。
オワリノ世界・オワリノセカイ
今回の構築では軽減シンボルとしてもかなり重要なカード。
勿論リーサルにも最頻で絡むカードなので、軽減用の配置をしつつ、手札にキープもしたいくらい大事。
選ばれし探索者アレックス(Re)
実質天魔王の一味。
今回の構築では防御札としての側面が強いため、積極的にバーストに置いていきたいです。
幻惑の隠者騎士バジャーダレス
以前のnoteで触れましたが、天魔王一味の中から枚数を削るならここだというカード。
ディスカで敢えて切って見せ札にするだけで、相手が勝手にケアして動きを歪めてくれる事も加味して1枚だけの採用。
EVANGELION Mark.06-カシウスの槍-
今回のレシピはコンボではなくビートな為、足を止めながらアタッカーになれる大型として評価。
アタック時に耐性が付きながらコアトラッシュが出来るため、疑似地ノ型として運用することもあります。
紫の世界
今回の構築は特に転醒が大事。
覇王爆炎撃
これも主には前回note参照。
ストジー以外の環境には軒並み刺さります。
主に増えた赤白のグランテラスをLV3以下で討ち取ったり、これまた増えてきた蒼波に対してアレックスを開くために使用します。
ノヴァドロー
ドロソその1兼ゼロカン枠。
主にオモイカネから飛んでくるグランテラスと金雲へ刺します。
氷刃血界/絶甲氷盾(Re)
防御札。
さて、前回と重複する見慣れたカードの紹介は以上です。
ここからは環境に揉まれて歪みきったゼクス使いの怨嗟です。
綺麗なレシピを見たい方はプロのレシピなどを参考にして下さい。
覚悟はいいですね?
六輝銃グランツシュタイン
今回のデッキコンセプトにもなっているブレイヴ。
全色軽減により最低0コストで召喚でき、地ノ型との合体で単体5点を取れるようになります。
オワリノセカイで2軽減取れるのが偉く、単体で置いても破壊耐性がある為それなりに場持ちがするのも良い所。
アタック時のドローも優秀で、地ノ型の回復と合わせて2ドローで防御札や誘発を引きに行きます。
ところで、グランツの最大の特徴といえば装填です。
しかし今回のレシピにはグランツとセットと言っても過言ではないあのカードが採用されていません。
そう、ゼッパンドンです。
ゼクスに足りないネクサス破壊、ドロー、回復とゼクスともグランツとも相性抜群なこのカード。
実は前日までのレシピにはこのカード3枚投入されていました。
相手ターンの防御兼ドロソ兼攻め札として非常に便利で、wikiでも相性良いカードとして紹介されるのも頷けます。
では何故不採用なのか。事の起こりは当日二日前、自宅での妻との調整中でした。
私「ゼッパンドン煌臨!装填!2ドロー!ダブシン!」キャッキャッ
妻「エルサルファラオムカシウス」
私「」
といった具合に、本来であれば踏まないバーストや誘発の格好の撃ちどころになってしまい、隙を晒してしまうのが最大のまず味ポイント。
しかし他に良い煌臨も思いつかず、さりとて最大手の蒼波を切るのもなぁと悩みながら迎えた前日。
古冠の翁グループLINEにて、せつな(@oo_nanael)の神の啓示により、グランツ=煌臨という固定観念から脱却し、グランツは晴れてnew天魔王ウェポンと化したのでした。
とはいえ完全に装填が死に札になったわけではなく、このデッキ唯一の煌臨テキストのカードが存在します。
勝ち筋に絡むカードですが、被りすぎると辛いこと、ディスカ出来ないカードのため2枚採用です。
翼神機グラン・ウォーデン(Re)
前述したこのデッキ唯一の煌臨。
どうしても6点プランに比べて相手の防御を踏みやすい為、マジック無効用で採用。
グランツが合体したスピリットであれば何でも煌臨可能な上、グランツ自身にも重ねることが出来るため使用に困ることはありません。
豊富な縦引きで強引にこれを引き込んで相手の防御を上から超える事がよくあります。当日も4回ほど使用しました。
装填と合わせて防御貫通3点で予想だにしないリーサルを作れるのもGood。
ちなみに自分も忘れており、同じゼクス使いのこういちさん(@hQcZvzme8pspJtD)からのDMで気がついたのですが、LV2効果に武装の疲労時に回復する効果があり、イチバンスピアーの疲労に合わせて回復することが出来ます。相手の打点計算を狂わせられるので非常に有効でした。
こういちさんありがとうございました。
ヴァンピーアボルク
今回のイチオシその1。
最大軽減0コスト、破壊耐性と置きドロソと高スペックな小型。
最大の利点はソウルコアへのメタ効果で、相手の煌臨を大きく制限出来ます。
これの存在が認知されている夜族などでは、警戒されてソウルコアをリザーブに残される事もありますが、このデッキなら基本的に召喚ターンで1ドロー出来るため仕事せずに消されることも少ないです(序盤はそもそも何のデッキか伝わらないことが多数)。
刺さる対面で絶対に引きたい為フル投入。
キングスコマンド
大昔のゼクスで必須だったバースト兼防御札。
召喚時を踏むデッキが一昔前に比べて増えてきている事や、どうしてもゼクス対面だとバジャーダレスケアに思考を持っていかれがちな事から発動機会はそれなり。
アタック自体を抑制するため、バーストで開ければ絶甲や氷刃で止められない相手を止める事が出来ます。
当日青魔神の召喚時で開いて、ガブルシャックを止めたのは熱かったです。
ドロソから複数種の防御札を引き込んで、どうにか相手のリーサルを1ターン耐えたいという考えから氷刃絶甲と合わせて3のバランスになりました。
ゴッドブレイク/ヴァイオレットフィールド
イチオシその2。
以前ストドロだったドロソ枠を増量&入れ替えました。
リストの通り今回は信長を不採用としているため、赤白に強くなる創界神メタを含むドロソを躊躇なく採用出来ました。
ゴッドブレイクはフル軽減0コストで山を掘れるので、実質のデッキ分母を減らすことが可能です。
地味に山破棄耐性も付けられるため、キャスゴ等にもターンを稼ぐことが出来ます(これ単体で封殺できないのは前noteの通り)。
フラッシュで打てるというのが他のドロソに無い強みで、アタック時のドローで引いてきてもすぐに使用して防御札を探しに行けたり、相手ターンで余ったコアを使用してとりあえずドローしたりと小回りが利く使い方が出来ます。
ヴァイオレットフィールドは先にディスカが必要とはいえ3ドロー1破棄という効率の良さが魅力。
このカードのコストを安定させるために紫スピリットを優先して採用しています。
またゴッドブレイクと併用して場に置く事で、相手のブリスターを妨害してキャスゴを詰ませることが可能です(ブリスターのマジック破棄は相手が選ぶため、複数枚カードが有る場合はゴッドブレイクを残すことが出来る)。
コスト効率と役割の多さを考えて3-2の採用です。
バタフライジャマー
公式から要注意扱いされているメタミラージュ。
環境一色ではないにせよ、三割近くは居ると見込んだ契約デッキへの強力な妨害です。
プレイングによって回避されることもありますが、2コストで相手の動きが少しでも歪んで遅れるならゼクスにとっては願ってもないです。
旧来のゼクスでは、防御札と終ノ型パーツを手札に抱えた上でメタを引き込まなければならなかった為、こういった山が回らない上に刺さり方にムラがあるメタは採用しづらい傾向にありました。
今回は防御のみに使用する枠を極力減らし、軽いコストでゲーム展開を作っていけるよう構築したため、メタカードのスロットを作ることが出来ました。
フラッシュ効果やマジック無効効果は忘れてはいけませんが、使用頻度はかなり低いです。
初めは3枚投入していましたが、契約以外で引いた時のジャムが怖いことや此方の動きには絡まないことから2枚の採用。
その分シャック、グロウを見せられた時にはお祈りすることになるので、契約分母が多い大会では増量も視野です。
スワロウテイル
制限カード。
赤白や金雲に対して置くことで、相手の動きを大幅に遅らせることが出来ます。
此方のデッキには召喚時が入っていないため、それであればいっそ止めてしまえという考えですね。
引けたら強いの代表ですが、ドロソが多いこのデッキなら割と引き込むことが出来ます。
他のメタと違い、リーサルを探す途中で引いたらドロソとして使用出来るのも良い所。
採用カードについては以上です。
不採用カード
天魔王ゴッド・ゼクス終ノ型
ゼクスの顔とも言うべきフィニッシャー。
今回のリストでは前述の通り、地ノ型グランツでのビートを勝ち筋としている為不採用としました。
初めは両立も視野に入れていたのですが、どうしても六色を揃えることを念頭に入れるとそれにデッキの枠が割かれてしまい、メタやドロソの枠を圧迫する事態になってしまいます。
更に良くも悪くもこのカードはゼクスにおいて有名過ぎるので、相手がゼクス対面と理解した瞬間に脳裏にはこのカードがチラつくでしょう。当然6点ワンショットを避けるよう行動してくるため、実際は終ノ型が居なくても終ノ型のケアを強要できます。
採用していない事を相手は知る由もない為、幻の終ノ型で威圧していきましょう。
黄泉ノ獣ライウンコマイヌ
前回noteで激推ししていたカード。
ヴァイオレットフィールドで切ることも出来るドロソで、契約スピリットをブロックしてドローも出来る優秀な下級です。
ただ以前に比べ環境に赤白や緋炎が増えているため破壊時の発揮が安定しないこと、ストジーという序盤殴らない上アンブロを付与する契約が出てきたことから優先度が下がりました。
召喚時が強制なこと、スワロウテイルとアンシナな事なども含め今回は不採用としました。
ただ依然として蒼波や碧雷には初動の1点を守りながらドローが出来る優秀なカードなので、環境の変化によっては採用の余地があります。
天魔信長
多色シンボルとコアシュートの神技は未だに強力。
とはいえ今回レシピでは神託対象が6枚しかおらず、終ノ型不採用もあって従来のゼクスよりもシンボル色を意識する必要が薄くなっています。
配置コストの軽減も取りづらく、どうしても置いたターンの動きが弱くなりがちな点が以前から気になっていたため思い切って不採用に。
ストリームドロー
ドローゼクスが確立されてからずっと採用されている手札交換互換。
従来に比べて青の軽減が取りづらいこと、ドロー以外の役割がないことから他のドロソに枠を譲った形です。
今回は手札保護を切っているため、火山系を置かれてもギリギリ手札交換としての役割が持てる他ドロソに比重が寄りました。
三賢神ラルヴァンダード
手札保護と全軽減マルチシンボルを評価して前日まで積んでいたカード。
確かに効果は強力なものの、カウント増加が転醒のみのこのデッキでは真価を発揮できません。
またヘイトネクサスも主なのは赤白くらいで、ストジーは便乗ドローこそあれど火山互換の採用率は低め。従来の白コンは赤白の増加で減ると予想して火山は割り切ることにしました。
今後で火山が山程流行るようなら検討枠です。
対面知識と立ち回り
従来のゼクスと違い、ドロソを使ってパーツを揃えてワンキル、というタイプではありません。
地ノ型グランツで5点という大筋こそありますが、基本的には小刻みにライフを取るビートダウンデッキです。
ドローのために出したヴァンピーアボルクで1点取る、なんてシチュエーションは頻出です。そのアタックにリスクが有るかどうかを見極められる必要があります。
また、ドロー自体は大事ですが、それ以上に早期ターンの地ノ型運用が勝率に影響します。
例えばこんな場面。
シャックも除去出来ていて煌臨も止められています。
更に手札にはジャマーと、蒼波対面で理想形に近いです。
順当に行くならバジャーダレス辺りを捨ててヴァイオレットフィールド、バンスピや防御を探しつつジャマーセットでエンドです。
しかし、一応出そうと思えば地ノ型グランツの構えも作れるのがお分かりでしょうか。
せっかくの煌臨封じのヴァンピーを自壊し、残コアも1になるため良い形とは言えません。
それでも見た目上はリーサルが出ます。白晶か絶甲が手札に入っていなければそのまま勝てるので、分の悪い賭けとも言えないです。
勿論全ての場面で攻める方が正解とは言いませんが、こういった場面で薄い勝ち筋を拾う必要が有るのが今のゼクスだと思います。
ちなみにジャマーでターンを返すと、ストドロでヴァンピーが爆散してウミウシ煌臨から幻魔神でひっくり返される可能性が有ります。
蒼波の幻魔神許さん(一敗)
赤白アマテ
BOC優勝で雨後の筍の如く増えたメガデッキ。
大筋は以前のnoteと変わりませんが、今回は創界神メタが5+スワロウテイルの6枚あり、ゼロカン含めた防御札も軒並み有効なのでかなり強く出られます。
コアの乗ったアマテをゴッドブレイクすることで神域も苦になりません。
防御札がコストを使用するタイプなので、地ノ型のコアシュートやグランウォーデンで妨害できれば二発目は基本的に飛んでこないです。
唯一火山がきついですが、キンコマやゴッドブレイクを相手ターンに使うなど、細かく引いていきましょう。
一般的に更地9コア(オモイカネ+維持コア)がリーサルと言われますが、ゼロカン爆炎氷刃など耐えられる札が引けているならライフを削るリスクは薄めです。またこのデッキではアンブロのイチバンスピアーを止める手段が基本ありません。ライフが減るほど相手の防御択も狭まるため、早めに小突いておくのは有効です。
蒼波
復権してきた契約デッキ。
バタジャマと爆炎撃が重要で、とにかく早めにシャックを機能停止させることを念頭に置いて立ち回る必要があります。
一度魂状態に出来れば、ヴァンピーアボルクのコアロックでかなり動きを制限できます。相手にマーラサーミズ配置からの煌臨を要求でき、少しでも展開が遅れてくれれば勝ち目が見えて来ます。
爆炎+減少バーストの動きでシンボルと手札を稼いで、相手がリーサルに到達する前に地ノ型まで辿り着きたいです。
一方で5点を維持すればワンパン負けが無い対面でも有るため、爆炎や絶甲が複数引けていれば敢えてバーストに置いて5点を維持するプレイングも有効です。どちらの択で序盤を誤魔化すのかは手札と相談して下さい。カードパワーで負けているので小細工で勝ちを拾うしかありません。
ディザイアタンは耐性を持っていて弾けるカードとそうでないものが居るため、カウント4以降ではヴァンピーアボルクやカシウスに多量にコアを置くのはNG。
こちらもライフを削るデメリットが薄く、早期にディザ青魔神まで辿り着かれるほどコアを与えなければガンガン削ってokです。
金雲
今も昔も苦手デッキ。
とはいえ今回のリストは契約へのメタが豊富&ネクサスの採用が最小限のため、メタさえきちんと引き込めれば五分以上には持ち込めると思います。
キーカードとしてはスワロウテイルとヴァンピーアボルク、ノヴァドローが有効です。
召喚時止めが早めに貼れれば、相手のドロソが潰れるのと此方の紫の世界が活きてくるのでかなりやりやすくなります。
ヴァンピーアボルクの煌臨封じまで重ねられれば相当余裕が出来る上、蒼波と違い耐性ネクサスが基本採用されていないため、相手が耐性の上からヴァンピーを除去出来るようになるまでひたすら妨害を押し付けられます。
下手な殴りはクラウディブロウで回復されること、コアを与えるとリザーブにソウルコア残しから除去を飛ばされることなどから、地ノ型グランツを揃えてきちんと殴りに行きましょう。
走り出した地ノ型はブロッカー以外で止まらないので、とにかく地ノ型を探すことを考えて下さい。
ストライクジーク
新規札束デッキ。
無限ブロックと契約装甲の耐性が売りの新型白コンのようなデッキタイプ。
そもそもの速度が遅めな上、地ノ型でアンブロと耐性貫通が出来、アタック時回復でストジーの回復もさせずに攻められるため相性は良いです。
反面こちらのメタは碌に刺さらないため、相手より早くエースを運用できるかの勝負になります。
ヴァンピーアボルクの煌臨メタは魂状態のストジー復帰を阻害できるためそれなりに有効です。また相手がエクリプトを構える際はストジーの上にソウルコアを置く必要があるため、地ノ型でトラッシュに飛ばしてあげましょう。4個乗せまでなら実質煌臨を阻害できます。
ヘイトネクサスは基本便乗ドローの為、攻め時には日和らず引きましょう。
キャスゴ
最近少し減った気がするLOの王者。
採用リストの方でも触れましたが、ゴッドブレイクを複数枚構えられれば基本的にキャスゴ側から破棄メタを抜くことは不可能です。
召喚時止めもあるため、相性としてはだいぶ有利と考えていいでしょう。
反面、リーサルに関してはオーバースターとコアをネクサス上に逃されての防御手打ちでかなり耐久される可能性が高いです。
ゴッドブレイクが握れていない状態で時間を稼がれれば厳しいので、下手に殴るより限界までドロソを繋げる方が良いです。
炎契約
ストジーと赤白の影響で評価を上げている元祖緋炎。
大型も処れるグロウストライカーの追加が脅威にはなります。
耐性貫通は全体に撒かれるため、グランツやバンスピの耐性も頼れません。
ですがその分ネクサスへの干渉は薄く、コア不足もあって紫の世界でかなりテンポが狂います。
ジャマーやカシウス等のメタも機能するので、とにかくグロウに気持ちよく殴らせないことが重要です。
おま○け
機獣
トモセに脅されたので書きました。
無理対面です。ハンデスもキツければ耐性付きアンブロも辛いです。同じ火山入りの赤白に比べて此方のメタが刺さらないのも無理ポイントです。
流行していないことが幸いです。
オワリに
以上でグランツゼクスの紹介を終わります。最後までご読了頂きありがとうございました。
今年の頭に規制を受けてから約10ヶ月、規制後のゼクスでようやく大きな場で結果を残すことが出来、未だに感動の波が収まりません。
今回は契約と赤白メタに大きく歪ませたリストですが、個々のカード自体はスタンダードなゼクスにも出張可能なものが有ると思います。
是非皆様の手で取捨選択をして、自分だけのゼクスを作り上げてください。創刊号-魔王災誕-好評売れ残り中!
ご質問等有りましたら、気軽にリプやDM下されば可能な限りでお返事致します。ご感想もどしどしお待ちしております(当方社畜故、レスポンスの遅さはご勘弁下さい)。
それから、一応投げ銭を設置させて頂きます。お祝い下さる方が居ましたらよろしくお願いします。
また次回も、おかしなリストを携えて帰ってこられるよう奮起致します。それでは。
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