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「数学の真髄」に感じた大きな格差

僕は北海道の公立の中堅高校から東大を目指していました。その高校で教え方も上手く数学を深く理解してらっしゃる北海道でも有名(らしい)先生に数学を習っていました。その先生の授業を受けて僕自身とてもわかりやすいと思い、そのような授業を受けられることが幸せだとずっと思っていました。その考えは浪人してる今でも変わっていませんが、浪人してから予備校で受けた授業はその授業の質を遥かに凌駕するものでした。もちろん地方の高校の先生と、“GOD”と崇められる先生の授業の質が同じはずはありません。それは重々承知しています。

ですが、一番衝撃を受けたのは高いお金を出して予備校にいかなければ、首都圏や都会に住んでいなければそのような授業を受けられないということです。裕福でない家庭はそのような教育を受けられないのでしょうか。もちろんスタディサプリやただよびなど格差を埋めてくれるようなツールも最近では増えています。ですが、まだまだ埋まっていない大きな差があったのだと感じました。

そしてまた同時に自分も与えられた側の人間になったことを認識しました。まだまだ考えも稚拙ですが、与えられた側としての責任を忘れずにいたいと思います。

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