代表は応える。「代表はただ今、外出しております!」
今日は、とーちゃんなのだ。
ボクらの運営する法人は、小さな法人である。
現在、法人の福祉現場にかかってくる電話は、
すべて、ボクの携帯電話に転送されるように設定している。
と、言うのも、
現場は、本当に児童の目が離せない。
そんな中で、電話を取るということは、子どもたちがケガをするリスクを秘めているからである。
だから、法人にかかってくる電話は、すべて、
とーちゃんの携帯に、転送する設定にしてあるのだ。
そんなわけで、とーちゃんのところには、
運転中であっても、トイレの中にいても、食事中でも、
電話がかかってくる。
かかってくる電話。
もちろん、大事な要件もあるのだが、
ほとんどの電話が、セールスなのである。
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法人運営を始めたころ(10年前)は、一つひとつ、丁寧に対応をしていた。
だが、今は、
当然、居留守を使いまくっている。
「恐れ入ります、代表者様はおられますでしょうか?」
の、セールスの言葉には、
「申し訳ございません。代表はただ今、外出しております。」
と応える。
代表とは、もちろんボクである。
だが、当然のごとく、居留守を使う。
代表本人が、代表が外出しているという、居留守を使うのだ。
1日にかかってくる、セールス電話は20本ぐらいある。
だいたい、本当に必要な事であれば、こちらから電話をする。
セールス電話が、かかってくるということは、
不必要な要件であることは100%である。
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以前、堀江貴文氏(ホリエモン)のはなしで、
彼は一切電話を取らない、との話を聴いたことがある。
電話は、こちらのペースを乱す、一方的なツールだと。
要件があれば、メールでいいと。
そんなような、話だったと思う。
でも、ボクは、法人の電話なので、
ホリエモンのようには、当然できない。
だから、今日も言うのである、
「代表はただ今、外出しております!」
と。