見出し画像

よしもと無限大に大阪の波きた

2月以降、ぜんぜんお笑いライブ記事を書けなくなった。原因は、自分の生活が乱れているためで、春先に起こりがちなことだけど、少しもおさまりそうにない。これからもあまり書ける気がしない、でも、潮目が変わったらまた書き出すかもしれない

劇場にはかなり通っている。新宿ルミネが改装中だったので、有楽町に何度か見に行ったし、神保町、大宮、ついに幕張まで行って、吉本以外の小さなライブハウスに行った時に、芸人として生まれてきたらよかったのにと思った。

それは不可能だったとわかっていて、性格的に言うと、大道具さんとか音響さんの仕事が向いてるかな。とてつもなく人を信じていて大好きであるか、逆に他者にそこまでの信頼がなくても自分の能力や計算力を信じているか、自分がおもしろいことを知っているか、…そういう極端なところがないと芸人にはなれない気がする。

この1年でたくさんの芸人さんを知って、まだ無名の人を合わせたら千人近くの芸人さんを見たと思う。感覚的な人数で、実際はもう少し多いか少ないか、よくわからない。その中で、マユリカを初めて見た時はやっととれたチケットで、ものすごく貴重な、大切な公演を見た気持ちでいた。

それが、この4月から大阪から東京へ進出した人たちの中にマユリカもいて、いまや無限大の公演はマユリカ頼みなところも何割かあると思える出演数だ。そうなると、ファンも全部の公演に行けるわけではなく、一緒に出演する芸人さんやライブの企画によって、この公演は我慢しよう、というものが出てくる。この一ヵ月半、たぶん十公演くらいマユリカ出演を見ていて、2つの公演で迷っていたら、やはりマユリカが出ているものを選んでしまったりする。

他にも紅しょうが、マルセイユ、シカゴ実業が自分の見た新規大阪組の芸人さんで、元々知っていたシカゴ実業以外は初め値踏みする気持ちで見ていた、でも、実際見てみるとおもしろいし、うまくまだ猫をかぶっているのかもしれないが、東京に合っているテイストの人達だと感じた。東京生まれの最下層の人間の感覚なので、山の手の人たちがどう感じるのかは知らない

ところで、肝心の劇場の人入りは、人気公演は即完売、知名度の低い公演だと人気芸人が出ていても空席が多い時もある。ルミネが復活し、コロナ緩和となった今後の劇場でどうなるのかは、まだわからない。ただ、現時点では公演によって席のうまり方に差があるといえる…これは昔からそうなのかもしれないが。

客席で強い関西弁の会話が聞こえる機会が増えたので、大阪組に惹かれて関西からのお客さんが増えているのかもしれない。大阪で応援していた芸人さんが東京で活動していたら、当然見にいこうと思うファンもいるだろう。

今言いたいことは、いい芸人さんが出ていても公演が地味で良席がうまってない場合があるので、狙い目ですよ、ということ。

また当分noteは書けない、でも、ロングコートダディを初めて見ることができたら、その時は何か書こうと思っている

無限大と言っておきながら、ヘッダー写真は有楽町の出張ルミネtheよしもと