毛の感覚センサーはどこにある?
2月の4コマ漫画のお題は毛包受容器です。先月からThreadsで100日チャレンジを始めました。毎日、タッチングやタッチケアなど触れることのメッセージを発信しています。よかったら、そちらも見てください!
4コマ漫画:毛にあるセンサー "毛包受容器"
毛包受容器とは
毛包受容器(もうほうじゅようき)は、毛の根元にある小さなセンサーです。このセンサーは、毛が動くと敏感に反応します。その刺激が脳に伝わり「毛に何かが触れた!」と教えてくれるんです。
どうやって働くの?
毛包受容器は毛の根元に首輪のように巻きついています。なので、毛がちょっと動いただけでも反応します。タッチングのようなやさしい触れ方でも、毛がわずかに揺れて感覚が伝わります。毛の動きは末梢神経から脊髄を伝わって脳に届けられています。
毛がない場所ではどうなるの?
毛包受容器は毛に巻きついているので、毛のない場所には存在しません。その為、毛のない手のひらや足の裏、唇の部分ではこの働きは起こりません。毛のないところでは別のセンサーが働いて、触れたことを伝えています。皮膚には他にもいろいろな感覚を感じるセンサーがあって、触れたことを脳に伝えているんです。
ハゲたら、どうなるの?
結論から言うと、実はよくわかっていません。通に毛が抜けるだけなら、次に生えてくる毛の根元に新しい毛包受容器が作られるので問題はありません。でも、完全に毛がなくなって二度と生えてこなくなった場合、どうなるのかはまだはっきりしていないんです。誰か研究してくれないかな…。
がんや認知症患者さんへのタッチケア
がんや認知症の患者さんのためのタッチングを教えています。大人のためのタッチケアの講座です。タッチングの本も2冊出してます!
noteでは、タッチングの面白さを伝えられたらと思って4コマ漫画を発信しています!