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連休に想うー必ず上がる株はない[20240224]


連休前日に日経平均株価がバブル期の最高値を超えたというニュースがあった。

昔、証券会社に勤めていたからではないが、そこそこ気になる話だ。

1991年から1993年頃、バブル崩壊。

その頃、証券会社の大先輩が言っていたことを思いだす。

「バブルでは誰も得をしてない、皆がすべてを失ったんだ」

その数年後、わたしは会社の自主廃業で仕事も失ったのだが。

それはおいておいて、先輩は更に予言じみたことを口にしていた。

「今、失った人々(年代的に)が社会から引退する頃に、また株価は爆上がりするだろう」

今の状況がその状況なのかどうかは定かではないが少し背筋が寒くなる。

日本人は、投資ではなく博打をしたい人が多いように感じていた。

「上がる株を教えてくれ!」とお客さまによく詰め寄られたものだ。

それは投資ではなく、博打だ。

今の政府は税制優遇など、あの手この手で個人に投資を一生懸命後押ししている。

金融リテラシーの向上はまだまだと思われる日本。

果たして、国民性にマッチしするのだろうか。

投資する資産もないわたしには、心配の必要もないのだけれど。

合同会社タッチコア 小西一有

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