連休に想うー木のスプーン、鉄のスプーンあなたはどっち[20240914]
ここ数年、海洋プラスチック汚染対策のために、カトラリーについて様々な対策がされるようになった。
外食産業(特にファストフードやコーヒーショップ)ではプラ→紙、コンビニでは植物由来の素材を配合したカトラリーを提供するようにしたりと、各企業様々なカトラリーについての取り組みをしている。
先日、お弁当屋でカレーを買った。
特にお弁当屋では「スプーン、お箸お付けしますか」と聞く訳でもなく、自動的に袋に入れてくれていた。
メニューがカレーだったので、付いていたのはスプーン。
それは木のスプーンだった。
あれれ…美味しくない。
木の独特の匂いがカレーに勝る。
紙のストローでも同じように美味しくないと感じたことを思いだした。
ドリンクの場合は、いっそフタを外して直接飲めば良いがカレーはそうはいかない。
早々に、ステンレスのスプーンに取り換えた。
そういば、随分昔(かれこれ十数年前になるか)に「マイ箸」ブームがあった。
この時は森の木を大事にという呼びかけがきっかけだったように記憶している。
際には割りばしからプラ箸に切り替えられた。
ある時は割りばし、そしてプラスチック製品が悪いと時代で注目されるものが変わる。
次は何だろう?
いづれにしても、できるだけ長く使うという日本の文化を思いだして、モノを大事に使えばよいのだろうなと、思った。
合同会社タッチコア 小西一有