休日に想うーどんな人々と働きたいか[20241020]
先週、前にお世話になっていたマーケティング会社の皆さまと一席ご一緒した。
ここ数年は仕事でのやり取りは無かったが、それ以前は大変お世話になっていた。
マーケティング会社と言ったが、翻訳作業も得意とする会社で、外資系企業に勤めていた際には頻繁に仕事をお願いしていた。
最近は翻訳ツールなども一般化され、軽めのビジネス文書等であれば無料ツールで充分機能する。
しかし、講演資料や意訳を必要とするレポートなどはやはり人が介在した方が品質が良いと思う。
ニュアンスを正確に伝えるためにだ。
当然だが、意訳はうっかりすると、誤訳になる。
当該会社の方とは、毎回毎回議論して翻訳レポートを仕上げるという仕事をさせていただいた。
造語などにも真剣に取り組んでくれ、様々な文献検索まで対応してくれていた。
時には、言い合いになることもあった。
ひとつのレポートを仕上げるのに、複数回のミーティングを持つこともあった。
仕事を委託しているのに、多少「面倒だなあ」と感じることもあった。
もっと短期で翻訳を請け負いますという、他社からの提案もあったが乗り気にはなれなかった。
何を言いたかったか!?
仕事の品質を上げるために、真摯に一緒に取り組んでくれる方々は貴重だと、しみじみと思ったのだ。
「当たり前じゃん」と思うだろうか!?
この「当たり前」には、なかなか出会えないものなのだ。
合同会社タッチコア 小西一有
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