休日に想うーシニアのキャリア形成[20240203]
また一人、昔の友人が定年(60歳)を迎えた。
昔の友人というのも変な言い方かもしれないが、
彼とは、随分長い間メッセンジャーのやり取りだけで直接会っていなかったのだ。
先日メッセンジャーで「今週で定年になります」と連絡が。
定年とはいっても60歳なので、延長在籍はしないのかと聞いてみた。
「残ります、でももう頑張りません」
「頑張らないって、どういうこと!?」
「給料も下がるし、もう仕事に夢中にもなれないし」
もう頑張らない……!?
何とも言えない気分になった。
彼は大手電機機器企業のエンジニアで、米国赴任経験もある。
まだまだ、活躍できる場があるのではと思ったのだ。
当該企業の定年制度は、現在のところ55歳で役職定年、60歳で定年、再雇用で65歳まで働ける。
今は65歳までだが、そうこうしているうちに70歳までになるかもしれない。
意識を変えるためには、ベテラン(シニア)のキャリア形成支援は、早めに始めた方が良いに違いない。
合同会社タッチコア 小西一有