連休に想うーまだまだのITリテラシ[20240503]
先週、行きつけの和食居酒屋に行った時の事。
こちらの居酒屋、最近は地元民だけではなく近所にあるホテルから紹介されて外国人が訪れるそうだ。
日本酒専科で地味に(!?)やってきた店はに日本料理の料理人とに日本酒のマイスターがいる。
少人数の営業なので、あまり外国人のケアに時間を取ることもできないという。
今だに日本語対応だけだがOKかと聞いてから、外国人を招き入れている。
アジア圏の客人は、ほとんどがスマホの翻訳アプリを活用してメニューを解読するそうだ。
ところが、わたしが飲んでいた時に現れた欧州圏の客人。
日本語メニューだけだと言う店員に「OK!OK!」と意気揚々と入店。
着席したのはわたしの隣のカウンターだった。
ところが客人、メニューは全くわからないのでリコメンしてくれという。
途方に暮れている店員を見かねて、頼りない英語でヘルプを試みた。
どうも、通じない…。
様子がおかしいとようやく気付いて聞き出すと、英語がわからないという。
フランスからの来訪だそう。
英語がわからない人がいるのは当然のことなのに、とっさに頭の中では「OH!NO!」。
お互い英単語のやり取りだけで、試行錯誤。
何とか食事を無事に済ませていただくことは出来たのだが…。
とっさに翻訳アプリを取り出せず、全くアナログで恥ずかしい気もしたり、美味しかったと言ってはくれたがもっと話を聞いてみたかったと思ったり。
多国籍の人々が交わる、外資系企業で働いていたこともあったのに。
フランスからの客人は、翌日フランスへ帰国したはずだ。
色々な経験を楽しんでもらっていたなら、良いのだけれど。
合同会社タッチコア 小西一有
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