奄美バス旅、ひとり旅:ルート確認やってみた その② 奄美空港到着(あやまる岬)編
やってきました奄美! スーツケースを転がしながら到着ロビーへ。
準備編を読んでいただいている方には、既にお分かりだろうけれど、前述の心の声には後々とっても面倒になる案件がいくつも含まれている。
(太字部分)
後々面倒なことになってしまう案件その1:
奄美のバス旅では、スーツケースでバスに乗るのは至難の業。前の座席との間隔も狭い。大きなものは前もってホテルに届くように送っておいた方が良いけれど、届かないことも考慮して絶対必要なものだけ小さな手荷物で。
小型スーツケースでも、一人分の座席を占める。繁忙期は特にご用心。
バス旅には、バックパック、リュックが楽。
その2:
交通系ICカードは使えない(2022.6時点)。一万円札どころか、五千円札、新型の500円玉さえも使えない。
大きな額の札しか持っていないと、見知らぬ誰かに交換してもらう羽目に。
バス代がとにかく予想をはるかに超えて高い。都会で200円とか、180円とかで乗れるレベルのバスを想像してはいけない。一駅の距離が長いだけに二駅も乗れば400円近くなる。
来る直前に、一日券とか、二日券とか、Wifiが繋がるところで「バスもり」というアプリから購入決済しておくことをお勧めする。特に観光で来られる方には非接触型チケットを推進されている。
気になるところで乗り降りできるのが便利な一日チケット。ただ、空港到着時刻が遅いと(午後3時では遅いと言える)、そもそもバスの本数が少ないので乗り降り回数が少なくなる。到着当日に「ホテルまでの片道だけ」しか乗らないならば、一日券より安いので、小銭の準備を空港でやっておこう。
(ご参考:因みに、初日から宇検村に直行するなら、片道で3千円近いので絶対一日券をアプリで買うことをお薦め。空港発のバスが15時45分以降の場合、宇検村にはもう乗り継いで当日バスでは辿り着くことはできない)
一日券は安いとは言いながら、2千円越え。2日券で3千円、3日券で4千円を越える。それでも、Wifiが繋がらなくて、ネットで探しても料金がよく分からない、という恐怖を旅先のバス内で抱え続けるよりまし。
その3:
空港から車で10分のあやまる岬は確かに近い、けれど簡単に行ける、などと侮ってはいけない。
あやまる岬行きのバスは、小型の9人乗りバス。
目の前に来た大型リムジンバスに慌てて飛び乗った時点で、もうそこにはたどり着けない。
初めて奄美に来て、空港バスの時刻表を見て、どのバスに乗っていいかが分かる人はどれくらいいるだろう。
地元の人は「これの何が分からないの?」と思っているからたちが悪い。
じゃああんたが初めて京都に来た時、四条通りに激しく行き交うバスの中から「銀閣寺」に行けるバスがどれか一瞬で分かるんか?
どこにも「銀閣寺」と書いてなくても? と、聞きたい。
そこに愛はあるんか? (失礼しました)
京都だって、奄美だって、バス自体が観光客のためではなく、地元の方向けのなのだから仕方ない。
早く観光路線を作って欲しくていろいろ相談を試みるものの、新参者の地域おこし協力隊の力では遅々として進まない。
バスの行先に全世界共通の番号表示も無い、英語表記もない。
インバウンド観光客は、まず団体ツアー以外では来られない仕組みになっている。
レンタカーかタクシーならまだしも、9人乗りの地元民向け小型バス。
人が多いとバスに乗れない可能性が。
それでもなんとか無事にあやまる岬までいけたとしよう。
ここで帰りのバスをチェックすると……。
空港に戻れる最終バスの時刻は……。
なんと、≪14時56分≫!!
空港から最も近いあやまる岬でさえ、バス旅の人に関しては、行ってしまったら戻って来るのは至難の業。はっきり言おう、そこに愛は無い。
車の免許を持たないインバウンド向けのFIT(個人)観光に力を入れる気があるのか、はなはだ疑問な現状。
これって、飛行機の到着時間が悪いのか、バスが悪いのか。
1時間くらいあやまる岬に滞在するとして(1時間では珊瑚プールまで到達する時間はない)。逆算して13時前に空港に着くフライトでやって来る人しか、バスでは訪れることができない、あやまる岬。
「謝る岬」と誤変換してしまうのも、単なる偶然とは思えない。
初回訪問の時、私はこのバス時刻表に衝撃を受けた。
そして、諦めて空港に向かってひたすら歩いた。
空港まで車で10分と言えど、とんでもない距離だ。夏場だったら道に倒れていたに違いない。(こんな目にあったのは、きっと私だけではないと思う)
そして、幸いにも、隣の土盛海岸を見た後に、タクシーに遭遇して空港まで無事にたどり着いたのだけれど、皆様くれぐれもご注意を。
ということで、「バス旅の人は、あやまる岬は諦めてください」と言いたいわけではない。
いくら空港近くでも、バス旅の人は、「戻って来られるバスがある時間帯に訪れてくださいね、どんなに近そうに見えても、空港到着の遅いフライトならば、別の日の≪午前中≫にぜひ来てくださいね。もう一泊追加してくださいね」ということ。
幸い、空港前にはタクシーが止まっていることがある。
もしもあなたが、二人旅とかで、どうしてもあやまる岬に行きたい、空港からの時間を有効に使いたい。という場合は、数千円払ってタクシーに乗ることも考えてもいいかもしれない。
何なら、ハイヤーを予約しておいてもいい。
そのドライバーさんが奄美に到着して、はじめてお話する地元の人になるかもしれないし、色々情報を聞いておける。事実、会話好きな運転手さんは多い。その南国特有のイントネーションを楽しんで欲しい。
(一生懸命標準語をと思って話してくれている)
こういうわけで、片道(往路)だけタクシーを利用している人も、あやまる岬ではちょくちょく見かける。
その4:
ちょっと天気が悪い場合、もしも天気予報で別の日が晴れの予報であれば、その日に変更したほうが良い。
あやまる岬はやはり、青い海、青い空の日が最高。
眼下に見える珊瑚プールまで行けなかったら、また来てね。ってこと。
(干潮時が良い)。
その5:
バスが見えたからといって、空港でトイレも済まさずに焦ってバスに乗ってはいけない。
バス車内にトイレは無い。一旦どこかで降りたら、次のバスは最低でも30分来ない。ヘタすると1時間は来ない。
ハブが潜んでいるかもしれないとんでもない所で昭和の香り漂う和式トイレを使ったせいで次のバスを30分以上待つくらいなら、空港の清潔なトイレを利用して。
次のバスが来るまでの時間は、到着ロビー左手にある観光案内所で色々気になることを尋ねたり、時刻表を貰ったり、現地ツアーのパンフレットを貰ったり、土産物屋を見て空港で購入できるものをチェックしておくとよい。
市場には申し訳ないけれど、バス旅の人に限って言えば、帰り間際に土産を買う方が、荷物も軽いし旅の間も気が楽。最悪、空港観光案内所から宅配便でお土産も送れる。(到着日要確認)
レンタカーを借りていく人たちが、楽しそうに足早に空港から消えて行っても、焦る必要はない。バス旅の良さは、バスに乗った途端に始まる。
ゆったりと景色を眺めたり、疲れた身体を癒したり(寝落ちしないでね)、ガイドブックを読んだり、携帯で行先チェックしながら移動できる。
(ポケットWifi持って来てね)
そして空港の中は、情報の宝庫。時々とても勉強になる動植物の資料も展示されている。時間がある人はゆっくり過ごせばいい。
せかせかと慌てふためく旅ではなく、優雅な旅をしていると思おう。
(お腹が空き過ぎていたら、空港には2階に軽食を売る店もファミレスもある。種類は少ないが、食べ慣れたものが食べられるはず。)
因みにマベ真珠を買いたい方、バス乗り場前の入り口にマベパールの店舗がある。(水曜休、営業は10時より18時)
他で探すの結構大変なので、どうしても欲しい方はここでどうぞ。
ご参考までに、タイトル写真は、奄美空港の屋上で撮ったもの。
屋上デッキには、身内を見送る人たちや、飛行機の写真を撮る人がいる。
運が良ければ「幸せのイエローピーチ」に出会えるかも。
航空機好きな方が、ベンチで食事していることも。
そして、この屋上(R)階には、屋上に出る手間にPCR検査場がある。抗原検査なら15分で結果が出るのだけれど、やはり島内で暮らす人の利用率が圧倒的に多い模様。
出発の搭乗前に検査する場合は、手荷物を預ける前でないと受け付けてくれないので、要注意。5日前から予約可能。
さて、ということで、いろいろバスに乗ったり降りたりしながらやってみた私が、お勧めするひとり旅バスルートをようやくご案内してみたいのだけれど、まずこのツアーの前提をお伝えしてから。
(今思えば、毎日バスで空港にやってくる怪しい人物だったに違いない)
① このルートは、「初めて奄美に来た、バス旅初心者さん」を想定して作られている。
本当は「宇検村」に直行してほしい気持ちをぐっとこらえて、観光地として人気の場所を巡りながら北から南へと移動するルートとなっている。
一日目は、便利な場所で過ごし、到着の疲れをまずはのんびり癒すこと
二日目は、住用マングローブで奄美の大自然を満喫してもらうこと
三日目は、宇検村へ、大自然の中でまったりゆったり過ごすこと
四日目に、帰路に就く。という流れて組み立ててみたい。
上記以外で、瀬戸内にも行きたい人は、古仁屋でもさらに一泊、
前に放送されていたNHK西郷どんですっかり有名になった大和村にも行きたい方は、市内から直行バスでも行ける。そうなると六日は欲しい。
けれど働きながら一週間の休みをとれる人は、それほど多くないだろう。
二泊三日のバスツアーがいかに効率よく組まれているかがよく分かる。
加計呂麻まで回ろうと思うなら、どんなに短くともせめて一週間は欲しい。
あとは、自分が本当に訪れたい場所をピックアップして組み立てるのみ。
何度も来たことがある方、レンタカーで来られる方は、時間調整を自由にできるので、ここの情報は店舗情報くらいをご参考までに。
② 鹿児島から来られる方はフライト本数がとても多いので、さほど問題にはならないと思うけれど、ここでは私の故郷大阪(伊丹、関空)と、関東都心部(成田、羽田)からの便を想定して、4つのフライト到着時間に合わせてそれぞれの行程を設定してある。(2022.6タイムテーブル上)
覚えておいてほしいのが、バス旅の場合、空港に早く着いたからといって、行きたい場所にすぐに行けるとは限らないということ。
時間によってはバスが全然来ないエリア(あやまる岬)もあるということ。
③ ここに記載の時刻は2022年6月時点のもの。
時刻表は変わるもの(特に夏休み)なので、来られる際には是非最新版で、チェックしていただきたい。
④ ホテルは便宜上、二つのホテルを選んでいる。
北部にあるホテルはバス停が近い所や送迎があるところも多いので、その辺りもご自身で泊まりたい場所とバス停の場所、名前を確認して欲しい。
バス旅の場合、バス停からホテルが近いことがかなり重要。
(突然暴風雨になることもあるので)
さて、私が初めて奄美のひとり旅さんにお勧めしたいのは、昔からある北部の古いホテル「ばしゃ山村」か、市内にあって便利で清潔な「ホテルウエストコート」(Ⅱはかなり新しい)もしくはその付近のホテルやB&B。
(市内のいくつかのビジネスホテルには大浴場がある)
古さや狭さ、カビっぽさが気にならなければ他にも市内にホテルはたくさんある。どこのホテルにもたいていランドリーがあるので着替えが少なくても安心。
何故このホテルを選んだかは何度か奄美に通われた方には分かるかと思う。その理由は、右も左も分からない「初奄美の、バス旅向け、ひとり旅向け」として便利だから。(決して回し者ではない)
バス停がホテルの目の前にある(雨に濡れる時間が少ない)のと、コンビニが近い、という理由から。
空港の無機質なグレーの景色から離れ、左手に海が見え始めると、15分ほどでばしゃ山村ホテルに到着する。バス停の名前も「ばしゃ山」。
かつて、阪神タイガースの選手たちが、奄美キャンプで定宿にしていたと聞いている。
目の前が用安海岸。ここで、ゆったり時を過ごせる。(但し、虫刺され注意)
レストランは年中無休で、材料がある限り、鶏飯がいつでも食べられる。(本当は予約した方が良い)海側の席を確保したいなら予約は必須。
コロナ禍を乗り越えられたのは、きっと地元の人にも人気のあるレストランだからかもしれない。
ばしゃ山村自体はかなり年数がたっているので、ぴかぴかというわけではないけれど、空港に遅い時間に到着しても(例えば鹿児島から最終便で到着したとしても)、リゾート感のある景色が出迎えてくれるので、初奄美旅さんにぜひお勧めしたい。
海が見える部屋は、限られている。どうしても観たい方は事前にホテルへご確認を。
(スーペリアルームしか、海に面していないらしいので、予約時はご注意を)
空港からは、一つ手前のバス停にも昔からあるホテルもある。そこから少し歩くけれど「原ハブ屋」というところで、「ハブと愛まショー」というのをやっていて、なかなか楽しめる。
ただし、開催時間が決まっているので、電話で確認の上、バスの発着時間と相談して。
お財布に入れるとお金が貯まるといわれるハブ革グッズがたくさん売られているので、興味がある方は是非訪れてみては。
(実は市内商店街にも出店している)
ここの駐車場横にある展望台デッキから見下ろす海が、実は個人的には結構気に入っている。
ばしゃ山村からは、奄美パークもバスで近い。早い便で到着した方はホテルに荷物を置いたら、バスの時刻を確認してからパークで過ごすのもいい。
(パーク内にもロッカーはあるが、数が少ない)
そして、何より「ばしゃ山村」のメリットは、リゾート感ある場所にありながら、前述のとおり、コンビニ「島人mart(しまんちゅまーと)」が近くにあること。
少し歩けば、空港などでもお土産を販売している「きょらうみ工房(カフェレストラン)」やホットドッグ屋さんなどもある。バスで通り過ぎると、「このあたり、観光地っぽい造りだな」と感じるエリア。
奄美らしさがあるかと聞かれれば、ううむ……だけれど、絵にかいたような、内地の人が頭に描くようなリゾートっぽさはある。映え写真を撮りたい初奄美さん向きのいい感じのホテル。古いけれど。
「そういうの興味ない、今のリアル奄美が見たい」みたいな方は、空港から市内へ向かうバスで市内まで直行して、ホテルに荷物を預けて、ディープな市内歩きを楽しんで欲しい。
古い市場の中にあるコーヒーショップや、FM局、商店街、サンゴ塩アイスのジェラートや、サンドイッチカフェのフライドチキン、美味しいラーメン屋さんもある。
ホテルのスタッフがお勧めのお店を色々教えてくれるので、恥ずかしがらずに聞いて欲しい。 どのホテルのスタッフも地元の方はとても親切。
夜になれば屋仁川には、島唄ライブをやっているお店が何軒もある。ネットで調べればいくつも出てくるはず。店によって色は違うし、入れる人数も違うけれど、料理はどこもなかなか他府県ではお目にかかれない島料理。
何を食べているのか?と疑問に思えば、お店の人にどんどん話しかけてみて。地元の人たちと盛り上がれる楽しい夜があなたを待っている。
ただ、ライブはそこにいる人たち全員の食事が一通り出されてから始まるので、予約の時間に遅れない事。
残念ながら、北部に泊まった「バス旅」の人の場合、市内19時過ぎ頃のバスがホテルに戻るための最終バス。
島唄ライブ夕食への参加は諦めて、ホテルでのディナー(か、コンビニ食?)をゆっくりとホテルで取って欲しい。
市内は団体観光客が多く泊まっているエリアのため、大抵予約で一杯なので、日が決まれば早めに夕食の予約を。当日だと入れないところが多い。
お任せ島料理のコースのみで飲み物が一杯ついて4千円ほどなので、好き嫌いのある方、食べられないものがある人は予約時にあらかじめ伝えておいた方が良い。予約せず行ける焼き鳥屋さんとかは、大丈夫なのだけれど。
とにかく一日目は、長い移動をしてきたばかりなのだから、あまりバタバタせずに北部か、市内のいずれかで、一旦荷物を置いてゆっくりして欲しい。
余力がある方は、ナイトツアーに出てもいいけれど、もちろん、ツアーも前日までに「要予約」である。そうなるとピックアップ時間前か後に晩ご飯になってしまう。
夜の山道、ご飯の後ではなかなか大変。
市内のホテルに泊っているなら、グリーンストア(スーパーマーケット)もコンビニも24時間、開いているので心配はない。何ならバックパッカー向けの宿も増えてきてはいる。
そもそも通訳案内士たるもの、ツアーに組み込まれそうなホテルは高級ホテルからカプセルホテルまで自腹で宿泊もしくは見学しておくものと先輩に教わったけれど、ここ数年なかなか行けないままだった。
鹿児島割のおかげでリーズナブルに様々なホテルに下見宿泊することができた。ありがとう鹿児島県。
今日のバス旅ルート:
【奄美到着1日目を想定】
PLAN A;奄美空港着13時前(12:50着)のケース
奄美空港⇒「あやまる岬」⇒奄美空港に戻って(荷物ピックアップ)
バス乗換⇒ホテルへ
PLAN B;奄美空港着が、午後14時半頃のケース
奄美空港⇒(北部泊ならホテルに荷物を降ろしてから奄美パーク)
⇒ホテルへ
PLAN C;奄美空港着が、11時頃(10:50着)のケース
奄美空港⇒「あやまる岬」⇒奄美空港に戻って(荷物ピックアップ)
バス乗換⇒「奄美パーク」⇒ホテルへ
では、詳細を。
PLAN A-1
奄美空港 13時頃(12:50)着の場合:
(あやまる岬行きのバス発車時刻までおよそ50分)
観光案内所(インフォメーション)で「奄美博覧会」など体験ツアーがいっぱいの各種リーフレットを入手、情報収集。重い荷物はロッカーへ。
都心部から来られる方は、到着時、ともかくも、まずは荷物をおきたいのではないかと思う。あやまる岬に行く人は、また空港に戻ってこなければならないので、空港ロッカーに預けて身軽になってから行くのも手。
バス乗り場に立って、バス時刻表とにらめっこ。どうやったって、どのバスに乗っていいか分からないなら、もう素直に運転手さんに、
「〇〇に行きたいのですが、このバスでいいですか?」と聞くのが一番。
バスに乗る前に、北部のホテルでは送迎してくれるところもあるので、まずはご確認を。
⇒13:40の佐仁行き(小型バス)乗車であやまる岬へ
⇒13:49あやまる岬下車(乗車時間9分、片道270円)
トイレも、売店(スナック類)もある絶景の公園(晴れていれば)。
岬というくらいなので、風が強い。帽子を飛ばされないように。
スカート無理。念のため。
最終バスまで滞在時間1時間ほど。珊瑚プールまで歩く時間はない。
⇒14:56空港行の《最終バス》乗車(乗車時間9分、片道270円)
⇒15:05空港に戻る。
(急げば空港のトイレにも行ける。ロッカーに預けた荷物を忘れずに)
⇒15:15空港発「こしゅく第1公園」行き(大型バス)に乗換
⇒15:28ばしゃ山着(乗車時間13分ほど。片道360円)
ホテルチェックインしてビーチでのんびり過ごせる。
18:00までならカフェきょら海工房で食事も。(暗くなる前に戻って)
もしくは市内に泊まるならそのまま南下して、16:12ウエストコート前着。
PLAN A-2
奄美空港に13時頃着で、空港到着後にあやまる岬に立ち寄らずホテルに荷物を降ろすなら、13:15か、13:45のこしゅく第一公園行きに乗車。
ばしゃ山村には15分位で到着(13時半頃か、14時前)。
荷物を預け遅めのランチを取っても良し。付近のカフェなども散策できる。
ばしゃ山村宿泊であれば、その後、奄美パーク見学もバスで往復可能。概ね30分ごとにバスは来る。最新のバス時刻表、市内方面行きの戻りの最終バスの時刻をしっかり確認してから楽しんで。
市内のホテルならそのままさらに30分バス乗車で、ウエストコート前に14時過ぎか14時半頃着。
運が良ければ早めにチェックインして部屋に入れる。駄目でも荷物は預かってくれる。
市内のホテルなら、荷物を預けたら市内散策とランチに出かけよう。
美味しいランチ場所をホテルスタッフに聞いてみて。軽食なら是非サンドイッチカフェ奄美のポテトとチキンを試してみて。お店の前は常にいい香りが漂っていて学生さんたちがいる。ここの朝ごはんも人気。
市内は古くて懐かしいレトロな街、のイメージ。
PLAN B
羽田発(JAL)もしくは関空発(ピーチ)で、奄美14時半頃着の場合:
(市内行きのバス発車までおよそ40-50分)
*あやまる岬へは戻って来る最終バスに乗れないため、どうしても行きたい場合は往復タクシーで。
奄美到着後、最も早いバスは、
⇒15:15空港発の「こしゅく第一公園」行き乗車、
⇒15:28ばしゃ山村着
ホテルチェックインしてビーチでのんびり過ごせる。
18:00までならカフェきょら海工房で食事も。
(そこそこ歩くので暗くなる前に戻って)
市内に泊まるなら下車せずそのまま南下して、16:12ホテルウエストコート前着。
PLAN C
関西伊丹発(JAL)、奄美10:50着
(あやまる岬行きのバス発車までなんと1時間20分!待機)
⇒12:10の佐仁行き乗車(大きな荷物は空港ロッカーへ)
⇒12:19あやまる岬下車(片道270円)
滞在時間は2時間半ほど。珊瑚プールまで往復することもできる。
もしくは徒歩5分の奄美歴史民俗資料館で本物(リアル)の「人骨」を見ることも可能。(感受性の強い人は止めた方がいいかも)
せっかく高いお金出して早い便に乗ったのに、せっかく早く到着してるのに、1時間半近くも空港で待ってられない!って人は、タクシーで北上してサクッとあやまる岬を往復するか、バスで南下して奄美パーク方面へ。
空港到着後、すぐにホテルへ行きたいのなら、
ばしゃ山村付近に宿泊予定なら、11:15のせとうち海の駅行きか、11:45のこしゅく第一公園行きへ乗車、片道360円。
到着したらランチタイムなので、荷物を預けてからばしゃ山村の景色の良いレストランで美味しい鶏飯を食べながら優雅に時を過ごして。
荷物を降ろしてから奄美パークへ向かうのもあり。
もしくは「市内に宿泊する予定」なら、そのままバスに乗って南下して。
市内ホテルウエストコート前着12:06もしくは12:42着。
(バス:片道1,100円)
この辺りにホテルが集中している。離れているホテルもあるので、必ず運転手さんに降り場の確認を。
市内の商店街をのんびり歩いてぬけたり、古い市場の中にあるエフエム奄美を覗いたり、カフェに入ったり、今の奄美の散策を楽しんで。
サンドイッチカフェ奄美前(奄美郵便局前バス停)13:33のせとうち海の駅行きバス(ウエストコート前13:36)に乗ることができれば、マングローブパークまで足を延ばすこともできないことはないけれど、到着は14:30。
予約可能な時間ギリギリ(予約必須)で、バスで戻って来られる予約時間帯はこれが最後。バスの到着時刻をパークのスタッフに連絡してカヌーに乗船可能かを、バスに乗る前に必ず確認しておこう。
個人的には、初日はのんびりして欲しいので、マングローブは実は翌日にして欲しい。
自然観光についてはやっぱりガイド付きでお願いしたい!という方は、様々なガイド団体がツアーをやっているので、到着後に天気を見てから予約可能なツアーを探してみてもいいかも。
ただ、人気のガイドさんは、かなり前から予約が埋まっていることも。
プライベートガイドは、安心感が違う。
ただ通り過ぎるマングロープでのカヌー漕ぎではなく、木々や生物の説明が聞けるのは貴重。
市内ならホテルまで車で迎えに来てくれて、バスの時間を気にせず楽しめるので、ご希望に沿うものがあるかも。
空港で入手できる、「奄美シマ博覧会」の冊子(ネットでも見られる)には沢山のツアーが掲載されているので、事前に下調べができる。
ホテルに一旦戻ったら、シャワーでも浴びてから夜の屋仁川へ。
美味しい島料理をどうぞ。
さらに深夜にナイトツアーを入れたりもできるけれど、南に下れば翌日でも可能。
どうせならゆっくりとディープな夜を楽しんで。
それでは、物語は2日目のバス旅へと続く……。