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奄美大島に春が来た!……と思ったら

今年は暖房を1回も入れずに過ごせたな。
それにしても忙しかったな。
そろそろ暖かくなったし、新しいバス旅のルートや時刻表
アップデートせねばな。

そんなことを思っていたら、急にまた寒くなった一月末。

それでも節分を超えたあたりから20度近い日もあったりして。
セーターを羽織ったら汗だくになったり。
薄着でいたら夕方急に気温が下がったりする。

すっかり名所になった「ハートロック」は、今が見ごろ。
青々としたアオサがある時期だけ、綺麗な写真が撮影可能。

干潮時間をしっかりチェックしていくことと、
クワズイモとソテツ林を抜けて歩くので、出来るだけ上着を羽織って、
長いパンツ着用で行ってください。
虫やハブ対策です。

この時期、半袖を着ればいいのか。
パーカーがいいのか。
ウィンドブレーカー必要か。
はたまたセーターが必要か。

まぁ、電気代(エアコン)はほぼいらなくなった2月。
他の都市では電気代が高騰とか言っているので、
そういう意味では助かっているのだけれど。

毎朝、何を着るか悩むのが面倒になったので、
とりあえず衣類(上着)一式、車に積むことにした。

「この時期、どんな格好がいいですか?」

観光に来られる前、お客様によく聞かれるのだけど。

来る日や、訪れる場所によって違うんです。
何なら今日は、半袖でも暑かった。
帽子を持って来なかったことを激しく後悔した一日。

晴れた日の宇検村の青の破壊力 半端ない

多分、多分ですよ。

今月でも日焼け止め塗り忘れたり、帽子忘れたら、偉い目に遭います。
来月になったら、ほぼほぼ、暑いです。
再来月になったら、むしむしし始めて、
5月のGWごろには、雨ばっかです。
6月半ばすぎたら、梅雨明けてめっちゃ暑くて。
7月には、鬼暑いです。
8月は、一瞬で白い皮膚の人は焦げますよね。

……としか言えません。

で、

「雨の日って、楽しめますか?」

これもよく聞かれます。

クジラと一緒に海に潜ったり、SUPしたり、
マングローブパークで濡れたりするなら関係ないっしょ?

言っときますが、クジラを見に外洋に出るなら
酔い止めの薬位でおさまるような波じゃないですからね。
まるでジェットコースターに乗っているような感じ。
波を超えて進むんだから。

「海賊王に俺はなる!」くらい余裕で言える人なら大丈夫。
ひとりでも私みたいに元気な人がいたら、船は引き返しませんから。

雨の山だって、装備(長靴にカッパ)さえ準備していれば、
とても綺麗な景色が見られますよ。

けれど、雨の日は、上の写真のような「青い空、青い海」はありません。
念のため、「グレーの空、どどめ色の海」ですので。(わかる?)

でも、今はまだ海開きしてませんよ。
シマの人で、泳いでる人いませんからね。

私のお勧めは、博物館めぐり。なんですが。
これも好き嫌いありますからね。

でも、ひとつくらいは訪れて
奄美大島とは何ぞや?
自分はこの島の今どの辺りにいるのか?
を知れば旅も奥深いものになるかもしれません。
特にガイド無しでふらりと来られる人には。

他には、焼酎蔵、工場見学。
紬工程の見学。
なんてのもお勧めです。

紬はその価格の高さに驚かれますが、
その工程を見れば、納得されるはず。

但し、お休みが多いので事前に電話連絡を。

私のいる宇検村では、サトウキビの刈り取りがそろそろ終わり
新黒糖のシーズンを迎え、
出来たばかりの黒糖を使った焼酎が、開運酒造さんに並んでいます。

ワインで言うと、ボジョレーヌーボー?的な感じ?
(いや、絶対違うと思う)

中でも村内のきびだけから造られた44度の焼酎FAUは
毎年買い求めに来られるお客様がいる品です
(本数限定:タイトル写真のもの)
冷凍庫に入れても凍りません。ウォッカのようです。

雨の日、宇検村の中心部に宿をとったら
村のご自慢のマジンスローカー
(電気カート:ゴルフ場でよく見るあれです)
を呼んで、開運酒造さんまで訪れてみてください。
お天気なら、お散歩にちょうどいい距離感。

最初に訪れた時にも記事にしたのですが、
移住してからは、観光のお客様をご案内することが増えました。

だってもう、名前からして運が開けそうでしょ。

更にFMラジオから流れる「開運音頭」が同日に聞けたら、
あなた相当ラッキーな人です。きっと。
(ほんとか?)

早朝、米を蒸す香りがする一帯
工場見学希望者には、クラッシック音楽の流れる製造棟の見学が可能です。
(要予約)

奄美大島開運酒造の試飲コーナー

販売店舗側のカウンターには、そこで製造されている様々な焼酎が。
ティスティングは、度数の低い「れんと」からどうぞ。

焼酎はじめてさんにも優しい味わい。
シマの人は、タンカンジュースで割ったりします。
通の方は、邪道!と言って怒りますけれども。

ほんまに美味しいねん!

美味しすぎてジュースのように飲んでしまい、かなり酔っ払ったことがある人の心の声

もう少ししたら出るパッションフルーツを半分に割った中に入れて飲むのも美味しいんですよね。

ここの店舗では、名品「紅さんご」のティスティングまでできます。
何て太っ腹なんでしょう。

れんとキューピーは、工場限定品です。奄美旅のお土産としてどうぞ。

かつてここで入手した「れんとキューピー」も健在です。
ご当地キューピー好きの部下や先輩や後輩、身内や友人がいる方、
お土産にどうぞ。

胸ポケットにしまえるくらいのお土産最適サイズです。
喜ばれること間違いなし!
(ほんとか? いえ、少なくとも私は嬉しい)

酔いすぎに注意して、またカートで戻ってきたら、
しばしお宿でお昼寝でも。

宇検村には、そういうゆるゆるとした時間が似合います。

早めの夕食をとったら、ぜひ宿の前から出発するアマミノクロウサギツアーへどうぞ。

よほど雨が降っているか、よほど月明かりの強い満月でも無ければ、
きっと出会えるはず。

そろそろ、またバス旅のおすすめルートを書こうかなと思っております。
でもレンタカーで回るルートも欲しいとの声があるので、
そちらもやっていこうかと。

お楽しみに。

AMAMI RABBIT


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