Awesome City Club その香りの記憶
※「ハニカムブログ 」2016年12月5日記事より転載
「架空の街 Awesome City のサウンドトラック」をテーマに、キラっキラなミラーボールが似合うシティ・ポップを発信する
Awesome City Club (ACC)。
デビュー2年目にして4枚目のアルバムリリースを目前に控えたACC。
彼らが主催し、大阪と東京で行われたライブイベント「Awesome Talks」で、香りのディレクションをさせていただきました。
来場者にプレゼントされるコースターに、こっそりと印象に残る香りを染み込ませておく...という試み。
実は、昨年末の「Awesome Talks」のときにも、同じ香りをさりげなくライブ会場に漂わせていたのです。
嗅覚は五感の中でも本能的な感覚。
そしてその感覚は人々の「記憶」とも密接に結びつきます。
ACCのキラキラ軽やかなシティ・ポップス的な側面をライム、ベルガモット、ペパーミントで、
一筋縄ではいかない奔放な個性と知性が溶け合う感じをシナモンとローレルで表現しました。
コースターを持ち帰った人が、フッとした瞬間に香りに気づいて思わず記憶を辿ってしまう...
そんなサブリミナル効果が出てたらいいなと思います。
コースターに書かれたのは、ちょっと意味深な「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」というシングルのタイトル。
みなさんのカバンの中が、きっといい匂いになってることでしょう。
この香らせ方はあらかじめ香りを紙に染み込ませておくだけで、名刺で自分を印象づけたいときにも応用できますよ。
その時は、なるべく自分のイメージに近い香りや、「こういう人になりたい」という香りを使うのがオススメ。
■ 小松ゆり子 official web site
http://yurikokomatsu.com
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