テイ・トウワ とオイリュトミーと音叉と活元運動
※「ハニカムブログ 」2017年4月2日記事より転載
昨夜は「TOWA TEI EMO」リリースパーティーへ。
久々のテイさん!!!楽しかったー!
1997年に発売した「SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE」名義の作品から、同年リリースの「SOUND MUSEUM」1999年の「Last Century Modern」まで、テイさんのレーベル「akashic records」のスタッフでした。
その頃のミューズ、田辺あゆみちゃんをフィーチャーしたシングル「Butterfly」
こちらにも出てくる、今ではおなじみのテイ・トウワ マネキン達を撮影の時に道路に這いつくばって支えたり、服の着替をしたり(笑)もちろんたくさん取材やゲストブッキングもした。
私の20代、青春の1ページ。いや10ページ以上。
ちなみに、鈴木編集長と山本宇一さんの解説対談がハニカムに掲載されていますが...。
20年前、鈴木編集長とテイさんが最初に出会うきっかけとなった取材をブッキングしたのはこのワタシだ!
と、今更ながら過去の仕事を自慢(笑)
「GBI」のPV、本当に大好き。
今回のアルバム「EMO」で、「GBI」が新しい形で収録されていたのも胸アツすぎる!!
思わず会場で復刻Tシャツを入手したら、昔より素材が良くなってる(笑)
ちょっと話は変わりますが...
リリースパーティに向かう前に、昨年から参加していた「アントロポゾフィー医学」の入門講座に参加し、「オイリュトミー」というものを初めて体験しました。
オイリュトミーは、「光のリズム」の意味を持ち、シュタイナー医学に基づき、言葉や音楽の持つエネルギーを身体表現として表したもの。
例えば「1、2、3、4」のリズムを大事にしながら4歩前に進みつつ自分の思うところでハンドクラップを入れて、周りの人がそのタイミングを真似しながらまた4本後に下がるという遊び。(この4のリズムがとても大事だそう。それって「四つ打ち」!!)
母音や子音の発音を動きに転換したもののポーズをとったり、惑星のエネルギーを表す動きをしたり。
身体症状に合わせた特有の詩を読み上げ、指示された特有の動きをしていく。
これが、シュタイナーの世界の中では「治療」や「処方箋」として役立ってゆく。
この連続が身体の鋳型となる「エーテル体」の修復に役立ち、それが肉体の健康を促すと言います。
他にも「音」を使った療法として最近注目されているのが、「音叉」。
ある特定の周波数を発する音叉の音が、身体の中の水を震わせてその周波数固有の効果を心身へともたらすことを期待するもの。
また「動き」でいえば、野口整体では「活元運動」と言って、呼吸や脊髄のひねりで刺激を与え、体の奥から出てくる意識しない動きを誘導して、自ら身体を整えていく力を高める。
とまぁ、いわゆるボディワーク自然療法の世界と、こうしたパーティで音の海に身を委ねることには、確かな共通項がある気がしてならないわけです。
もちろん、クラブにいるときはタバコの煙にまみれたり、お酒を飲んだり、何しろ生体リズムを崩す時間まで起きていたり、その他の猥雑な要素も入り込んではしまうけれど。
それでも音楽に対して真摯に向き合っている時は皆、音で自浄作用を誘発され、自分自身を整えているように思う。
4つ打ちの、心臓に響くリズムに身を任せ、身体を思うままに委ねて揺らしてゆく。
いわゆる「生音の良さ」はもちろん知っているけれど、「電子音」も私には同様に癒しの音楽のように響く。
DJが紡ぐ音、リズム、メロディは、エモーショナルな要素を喚起することもあれば、ただただ静かに瞑想的な世界に連れていくこともある。
そして最高のDJは、カタルシスをもたらし、最高のヒーラーのように働く。
中でもテイさんの作り出す音の世界は、ひときわ色とりどりで楽しい。
次は何味が飛び出すか楽しみにドロップの箱を振っているみたい。
それだけじゃなくて、深い部分の知性や、有機的なものの息吹も同時に感じる。
アップリフティングしたり、リラックスさせたりしながら、身体と心を明るい方にチューニングしてくれる。
カラダにイイ音楽!
チューニングにはカワイイ女子が必須!(笑)
今回のアップリフティング担当は水原姉妹。
そして、リラックス担当の ゆるめるモ!あの ちゃん。
どっちも可愛すぎて癒し。。。。
■ 小松ゆり子 official web site
http://yurikokomatsu.com