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「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった」

ITベンダー勤務の企業内診断士、廣瀬達也です。

先週末は今年度の中小企業診断士一次試験でしたね。
受験生の皆様お疲れさまでした。そして、いろんな形で応援していた関係者のみなさまもお疲れさまでした。

タイトルに使わせていただいたカッコいい言葉は「プロフェッショナルの条件」(ドラッカー著)の中に登場する19世紀の作曲家ヴェルディの言葉です。ドラッカー自身が「私はこの言葉を忘れない。それは心に消すことのできない刻印となった」として紹介しています。

プロフェッショナルの条件

さて、一次試験直後ということでちょっと受験生時代を振り返ってみます。

僕は10年以上受験生をしてきた多年度受験生でした。
主に通学生してました。●ンパワー、●BCなど経て、最終的には●●Cを卒業した感じです。なので、その受験生だった10年以上の期間、一次試験は「あぁ、今年もやってきた」という夏の風物詩。数年通ったT●Cでは渋谷校10Fの休憩室でぼんやりと外を眺める僕の姿も夏の風物詩だったに違いありません。

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いろいろ不安定な環境にある今年の夏。
「今年は不安定な環境な上に少し早かったんだよね、一次試験。受験生のみなさん大変だなぁ」
などと考えながら、受験生当時に僕が管理人として立ち上げていたFacebookグループを久しぶりに覗いてみました(今はすっかり過疎ってます”(-“”-)”)。

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サクッと合格して先輩診断士となった人、税理士として独立した人、社労士としてバリバリご活躍な人、大学院の研究員になった人、●●ービスを卒業してバリバリなコンサルな人、そしてクリエイティブな仕事している人など、診断士という枠に限らず今は多方面で活躍している仲間たちの投稿を懐かしく見ている中で見つけたのが

まさに、昨日の日経 春秋にあった言葉
「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった」
の心境です(・_・;

2013年8月7日(一次試験自己採点後)の僕の投稿でした。

この言葉、ドラッカーにとっては「心に消すことのできない刻印」となったようでしたが、僕は忘れてました…。とはいえ、改めて見るとやはり、印象に残ります。
昨今の状況で何気に不完全燃焼感と不安定さを言い訳にしてちょっと逃げ気味な気持ちにビッシっと響く感じがしました。
(ちなみに、この2013年の僕は一次試験を突破したものの、二次試験は失敗し、さらに「もう一度」挑戦する必要があったのですが…)

今年の受験生、そして過去の受験生がいろんな意味での「挑戦」を再認識する「夏」という季節。
今年は一段と不透明感が漂っています。そんな中でも自分自身の「挑戦」を続けたいです。

セルリアン

それにしても、久しぶりに覗いたこのグループ内の投稿を読み返してみると、僕自身の投稿が異様に多い。単純に見て「コイツ、ヤバい…」な感じです。発起人だったことありますが、受験生としての不安な心境を、ここに投稿し、そして得られる仲間とのコミュニケーションで支えてもらっていた。と改めて感じました。当時の仲間に今更ながら感謝です。
ありがとうございました!>「ゆかいな仲間たち」

受験生時代の仲間、診断士になってからの仲間、いろんなところで、「仲間」はありがたいです。リアルで会って盛り上がるなどできない今だからこそ、診断士として、ビジネスパーソンとして、そして人として、仲間との繋りは大切にしたいもの。そのためには、いい仲間と出会える振る舞いとか心の準備は怠らないようにしておきたいです。これからは新しい繋がり方を実現する力が必要なのかもしれません。

その一次試験のあった先週末、有楽町駅にてこのFacebookグループメンバーでもあった受験生時代の仲間とバッタリ会いました(リアルに会うのは2年ぶりくらい?)。お互いマスクしていたので、とっさに判断付かず、「妙な間」を挟んでから「おぉ!」という再会リアクション。(これもまた今風…)。「じゃ、また今度ゆっくり!」と別れたのですが、なんだか心地よい再会でした。
そうか、その再会もあって、過去のFacebookグループを見直したりしたのかな。


ということで、「釣り」的にカッコいい言葉をタイトルにしましたが、どうやら、今回の内容的に真のタイトルは「挑戦と仲間」でした。。

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