会社内の診断士会
こんにちは。中小企業診断士の廣瀬です。
関東地方は梅雨入り・・。今年は気温の変動が激しかったりと、季節感が訳わからない状態ですが、しっかり梅雨はやって来るようです。
企業内診断士の中には「社内に自分以外の診断士さんがいる」という人も少なくないと思います。その繋がりがそこそこの濃度とか規模になってくると、会社の中に「診断士会」なるものが生まれたりします。今回はこの「会社(グループ)の中の診断士会」について触れてみたいと思います。
すでにシッカリ活動されている診断士会
有名どころでは、その診断士会についての本も出版されているNECさんとかアサヒビールさん。その他には、複数企業の企業内診断士が活動された「気仙沼バル」にも深く関わられていた三井住友銀行さん。過去に企業診断ニュースなどにも登場しているパナソニックさんとかなどでしょうか。
そこそこの規模の会社であれば、何人か企業内診断士がいる可能性があるので、繋がるキッカケとか情報があれば診断士「DNA」あるいは「レーダー」が働いて、自然と集まったり、行動したりが起こってくるのだと思います。
具体的な活動としては、情報交換などはもちろんですが、実務ポイント獲得に繋がる経営診断とか理論政策更新研修のプログラムを実践されたり、自社の経営層との交流、組合と連携した経営セミナー開催、さらには診断士受験生の支援も行ったり・・。ある意味「協会」とか「支部」的な機能に近そうな感じもします。その他にもいろいろ活動があると思われますが、社内メンバーであれば、本業とのシナジーを仲間と共に見いだせそうなところは魅力的。
診断士会間で個別に交流(2社間とか)したり、ある程度全体としての交流もありますね。
「ウチに診断士会なんてないよー」という方も、自社内を見渡してみると何かのキッカケが落ちているかもしれません。一人二人でも診断士仲間がいれば、まずは情報交換とか・・が始められると思います。それがある意味診断士らしさ。
私の会社では
私自身は「診断士活動は社外の活動である」と思い込んでいました。なので、社内への関心が薄く、社内の繋がりは殆どありませんでした。研究会・懇親会などで「ひろせさんと同じ会社の診断士さん知ってますよ」と言われても「へー。そうですか。まあ、社内には何人か診断士はいるとは思います」という反応をしていました。実際のところリアルな社内の知り合い診断士はほとんどいなかったのです。
改めて考えてみると・・診断士になってからの3年間は神戸のお客様先に出向していたので、自社内のことには疎かった・・・(・_・;)
昨年から東京勤務となり、研究会・懇親会などに参加するようになると、さすがにリアルにお会いする方がチラホラ出てきました。
そして企業グループとしての診断士会
知らないうちに、(会社単体ではないのですが)「企業グループ」としての診断士会が立ち上がっていました。やはり、グループだと完全な他社よりも親和性が高いので話が合いやすい。そして母数も大きいのでより出会いやすいですね。ツルムだけでは意味はないですが、目的を持って本業とのシナジーとか新しい機会とかが生み出せれば嬉しいところ。
会自体がまだ「立ち上がりたて」に近く、私自身は参加したてホヤホヤ。なので、これからいろいろ整理したり整備したりが必要にな状況です。その中でグループの仲間、他社の診断士会さんとの交流など実践しながら、いい効果・成果につながる活動ができればと思います。
(下のイメージにピンと来た企業内診断士の方、お仲間であればご連絡ください)