企業内診断士のみなさん「企業」で何してますか?
ITベンダー勤務の企業内診断士、廣瀬達也です。
七夕ですね…
七夕といえば短冊。短冊で思い出すのは自社のビル(といっても今年4月からは離れてしまいました)の入り口にこの季節飾られる笹飾りたち。短冊が用意され、ご近所の方、僕の会社の社員などが思い思いの願いを書いたりしています。その中にこの季節になると思い出す印象的な願い事があります。その内容は
「ピッコロ大魔王が復活しますように」
シェンロンを呼び出したいのでしょうか?書いた人の願いはかなったのか気になるところです。今なら「コロナ禍で痛んだ世界を戻して欲しい」あたりの願いがシェンロン向け願いとしてはよいように思います。
さてその七夕の笹飾りがあった「会社」。今回は企業内診断士の「企業内」な面について書きます。
企業内診断士のみなさんは、「企業」の中では社員というか企業人な活動をしていると思います。具体的にどんなお仕事していますか?
会社業務自体がコンサル業、社内の所属組織が経営戦略部門、とか新規事業立ち上げ部門などとういう、いわゆる診断士業務に近しい領域が企業内での仕事、という人もいらっしゃいますね。また、経営とか財務などとは全く異なる分野の仕事をしている人もいるも少なくないと思います。
僕は4月からの転勤、出向により仕事内容および勤務先が変わり(組織は自社からお客様先へ出向、場所は東京から大阪)、自社が納品したシステムの運用・保守の担当となっています(立場としてはお客様ですが…)。
「社会人大学院生になった!」とか「オンラインで研究会の定例会に参加!」など意識高い感じのSNS投稿をしてみるものの、実際の日々の会社の業務は地味目。なんなら週に4回は新快速に揺られて神戸から大阪へ通勤しています(3月までの在宅テレワークな日々からすっかり環境が変わりました)。しかも4月からの新任なのでまだまだ勉強の日々です。
着任当初は「会社に投入する時間を可能な限り圧縮し、大学院生とか診断士となどの社外活動向け時間をできるだけ多く捻出しよう…」と考えていました。
しかし、約3か月経ち少し考えが変わってきています。「今の本業をシッカリこなせるようになろう」という方向です。会社員としてある意味当たり前ではあります。
理由は主に2つです。
① システム運用・保守、さらにはネットワークなど、会社業務に必要となるノウハウがあまりに現在の自分に不足していること(ITベンダ―社員としてお恥ずかしいですが、あまり得意でない領域でして…)
② 現場組織が、ある意味ガッツリ中小企業的であること
それぞれに対して補足は以下
① について
回りの現場協働者と上手連携することで(平たく言えば「回りを上手く使う」)、自分のノウハウ不足の補完する方法はもちろんあるのですが、せっかくの今の環境を生かして自分自身のノウハウ・スキル向上を図りたい。(この機会に弱めのITリテラシーと改めて鍛えることはこの先の自分の活動に役立つはず。という思いです)
② について
自分の所属する組織の力を向上させることができないまま、他様に対する診断士活動をやるのはちょっとお恥ずかしい。
といったところ。
恐らく、これは所属組織業務についての慣れとか習熟度の影響もうけつつ、何年か周期で振り子のようにやってくる「本業注力欲求」です。ちなみにこの波は、関西から東京異動した約3年前にも来てました。
年齢的には「本当にアクティブに動ける時間はどんどん減っている」のでいろいろスピードアップすることが必要なお年頃ではあります。しかし、初めての診断士資格の更新を経験した昨年の終わりくらいから、
「シンダンシカツドウヲヤラナクテハ!」
な妙な焦りはグッと減ってきました。自分のココロが欲することを確実に実践していきたいという静かな欲求(言い換えれば「年寄りのワガママ」とも言いますね?)が高まっています。
大学院は確実に卒業したいので、そちら向けパワーの確保は必要と考えつつも、「まず今年度は本業注力」を柱としてココロが欲することを進めていきたいと考える雨の七夕です。
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