ご挨拶

足利刀剣文化研究会設立のお知らせ
この度、足利市文化財愛護協会に3つ目の研究会として足利刀剣文化研究会を発足することとなりました。
2024年に(公財)足利市民文化財団が重要文化財刀剣山姥切国広を取得したことを受けて、足利市に刀剣文化の普及、定着、刀剣類保全の人材育成の場を目指し足利に刀剣文化研究会の発足が望まれておりました。
文化課の活動、また、総合政策課の山姥切維持管理活用プロジェクト「縷縷プロジェクト」との連携を踏まえ、既存の実績ある団体内に部会として設置する方が望ましいとのご意見から
長年の活動と実績のある「足利市文化財愛護協会」内に、刀剣部門を設立する運びとなりました。設立後は協会内の一部門として定期的な活動やイベント等を独自予算として運営していきます

足利刀剣文化研究会代表挨拶
はじめまして。足利市通り2丁目で日本料理 蝶やを営んでおります奈良孝太郎と申します。
きっかけは2017年に刀剣山姥切国広が足利市立美術館で展示でした。美術館から近いと言う事もあり、SNSなどで知ったファンの方が沢山訪れて下さる様になり、日本刀の世界を知りました。
2015年に刀剣をモチーフにしたゲーム、刀剣乱舞をきっかけに刀剣ブームが巻き起こり、各地の刀剣展示には沢山のファンが訪れるようになっています。
足利で開催された過去2回の展示も大成功を納めました。
持ち主の方からのオファーもあり、クラウドファンドも活用し、足利市文化財団が刀剣山姥切国広を取得したニュースをご存知の方も多いかと思います。
日本刀の魅力は、鋼の美しさと、その機能美もさることながら、歴史や文化、風土風俗に根ざした奥深さも魅力のひとつです。
長い歴史や文化を持つ足利には縁の刀剣がたくさんあります。
また、寺社に奉納された刀剣類も多く、そのような刀剣の研究の場として、
また刀剣の手入れや保存のお手伝いの場として、
足利市文化財愛護協会内に足利刀剣文化研究会を発足する運びとなりました。
刀剣ブームにより関心が集まっている今、たくさんの方の力をお借りして、足利に持続可能な足利ゆかりの刀剣類保全の為の人材育成の場と、足利に刀剣文化の定着を目指していければと考えております。
また刀剣を通して足利の歴史や文化をより多くの人に知ってもらうきっかけとなれば嬉しく思っております。
具体的な活動としては
刀剣類の手入れが出来る人材の育成
刀剣勉強会
縁の地や鍛冶場の見学、視察等
刀剣をテーマにしたまちおこしイベント等の開催
などを予定しております
今後ともよろしくお願いいたします。

足利市文化財愛護協会 
足利刀剣文化研究会
代表 奈良孝太郎


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