令和5年、Wake Up, Girls!初見感想ログ
最近青山吉能さんのオタクになり、去年までWUGのWの字も知らなかった私による、WUG(アニメ)初見感想です。
前提として、アニメ視聴以前にリアルアイドルとしてのWUGの活動はある程度見ており、曲も大体聴いた状態で見始めてます。
思ったことそのまま書きます。
風邪ひいてる時に一気見したのでうろ覚えだったり勘違いしてるとこあるかもです。
「七人のアイドル」と1期の冒頭
見る順番がわからなかったのでネットで調べたら、劇場版「七人のアイドル」が最初だと書いてあったので、そこから見始めました。
最近でも「推しの子」が第1話を劇場上映したりしていたので、同じように映画でテレビ放送する1期の冒頭をじっくりやったりするのかなと思ったら、全然そんなことなく、特に説明なく、「七人のアイドル」の続きから始まるアニメ1期1話。
さすがに不親切では…?
劇場版を観てない人が置いてけぼりになるのは厳しくないか…?
と思っていたら、なんと当時の劇場公開/第1話の放映が同日だったと知って泡吹いて倒れました。なんでやねん。
1期1話2話は…
1期1話2話の演出のエロ要素が好きになれませんでした。
見せパン履かないでライブやるくだりとか、水着スーパー銭湯とか、非常に観ていてキツかったです。
2014年のアニメとかってそれくらいは普通だったのかもしれませんが!
僕は当時深夜アニメとか一切見ておらず、ウマ娘でオタクとして育った歴浅オタクなので、こういうコンテンツにエロ要素を求めていないだけなのかもしれないです。
極上スマイルの作画…
ネットで散々言われているようですが、極上スマイルのダンスの作画が…終わっている…
アイドルの祭典東北大会決勝ってめちゃくちゃ大事じゃないですか?
ポケモンでいうとジム戦くらいの重要度はあるのでは???
これも正直最近のアニメのハイクオリティな作画、例を挙げればウマ娘のレースシーン・ウイニングライブ、ぼっち・ざ・ろっく!のライブシーンなどを見慣れているから、求めるレベルが上がっているだけなのかもしれません。
でも、リアルアイドルのWUGを見るところから始めた自分にとって、1番気に入った曲だった「極上スマイル」な扱いが微妙なのはちょっと悲しかったです。
あ、サブスクに何故か歌唱:WUGでない極上スマイルがあることの答え合わせができたのはよかったです。
ここまでは1期の苦言でここからは1期をずっと褒めます。
ストーリーが一義で面白い!
正直1期1〜3話までは割と「うーん」みたいな顔して見てたんですが、それ以降はめちゃくちゃ引き込まれていきました。
キャラ同士の衝突と団結は一義で熱いものだったし、仮設住宅で暮らす片山実波とか、気仙沼出身の菊間夏夜とか、震災の復興を意識している作品であることが感じ取れる構成なのはすごくよかったです。
地元で地道な活動をして、その上で東北大会を勝って全国へ進んでいく流れも、東北を応援する作品として綺麗だなと思いました。
特に続・劇場版2作は非常に面白かったです。
「少女交響曲」と「Beyond the Bottom」のダンスシーン、はちゃめちゃによかったです。やればできんじゃん!!!(なんで極上スマイルはああなった…)
それとこれは外せない箇所だと思うのですが劇中歌がすごくいい!!!
田中秀和…
Beyond the Bottomや極上スマイルはもともと好きな曲でしたが、アニメの中で聴くことでより思い入れが深まった感じがあります。
結果的に続・劇場版後編までの1期部分に関してはとても満足度が高かったです。
青山吉能のオタクですが、アニメWUGでは七瀬佳乃だけじゃなくて片山実波と菊間夏夜も好きです。
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Wake Up, Girls!新章…
なんでキャラデザ変えた?
止め絵多くない?
せっかくダンスシーンにCG使ったのにOPと1話と最終話以外でほとんど使ってないの?
島田真夢の位置エネルギー、1期で半分くらい使い切ってない?
というか全体的に1期よりキャラの精神年齢が下がってない…?
とってつけた感のある「ラスボス」としてのバーチャルアイドル…
個人的に新章は微妙でした。
キャラデザ変えたり、色々新しいことに挑戦してたのはわかるんだけど…
アイドルものなのでもっとライブシーンはやってほしかったな〜。
全体的に個々のキャラにフォーカスする回が多く、1期で良かったなぁと思っていた7人で団結する要素が、ライブの少なさを筆頭にそんなに多くなかったのは個人的にはうーんでした。
東北を背負っているアイドルとして、地方のアイドルと一緒にライブをやる最終回の流れ自体はまあまあ好きというか納得できました。
あ、7 sensesは好きです。個人的には7 girls warよりも好き。
総評
結構ネットでは酷評する声も多いですが、そんなにひどくはないと思いました。
むしろ面白い。
ただ上で挙げたようにうーんとなるところがないわけではないので、なんというか全体的に惜しいというか、もったいないなと感じました。
時代が違えば、何か歯車が違えば、もっと評価されていたんじゃないか…
そう思ってやみません。
ともあれ、青山吉能推しとして、その原点となった作品を知ることができたのはよかったです。
副産物として、結局七瀬佳乃が好きだったので、ステラ・ドライブの
「わかっていた 私のこと 君が好きになるって」
に謎の文脈が乗りました。
それでは。
WUGちゃーーーん!!!最高ーーー!!!