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青山吉能さんのライブに新参オタクが初参戦してきた。
はじめまして!
新参オタクであるわたくしが、ずっと待ち焦がれていた青山吉能さんのライブ、
「トーク&ライブツアー こぼればな(し)」
大阪公演夜の部に参加してきた記録です。
めちゃくちゃ長いです。ご承知おきを!
〜前日まで〜
僕はよぴちゃんのファンになったのが5月の半ばくらいで、つまりその時点で今年のバースデーライブはちょうど終わってました。
後悔先に立たずですが、来年のバースデーライブまでアーティスト青山吉能女史の生歌を聴く機会はないのかなと思っていた矢先、ライブツアーが発表され、しかも住んでいるところから比較的近い大阪でも開催するということで、脊髄反射でFC先行抽選に飛びつきました。
9月末のFC先行の当選発表からずーーーーーっと11/18という日を楽しみに生きてきました。
発券でなんか良席っぽい見た目をした席番を引けたこともあって、1週間前からテンションは最高潮。
前に参加した「金曜日のしじみリアルイベント あやママ、笑顔サラダ」の時はなーんにもグッズとか持っていませんでした。
しかし今の私にはその時の物販で買った缶バッジがあり、金曜日のしじみから届いたステッカーがあり、テイチクから届いたアクキーがあるので世界最強。
プラスイメージカラーの水色を意識した服選びもして宇宙最強になりました。
寝る前によぴのASMRも聴いて、慣らしも完了です。
↑これ聴きました。よぴちゃんのASMRの中でこれがいちばんすき。
決戦の日
迎えた11/18。
会場の辺りの土地勘がないし、夜公演ギリギリに行ってグッズが捌けてたら困るなということで、事前物販狙いで昼前に会場付近に到着。
よぴちゃんがよぴぴん家生配信あたりで「熊本公演の会場はイケイケのところにある」みたいなことを言っていましたが、大阪公演もめちゃくちゃイケイケなところにありました。
ぼっち・ざ・ろっくの星歌さんみたいな雰囲気のイケイケ兄ちゃん姉ちゃんがたくさんいる場所で、それなりの居心地の悪さみたいなものを感じながら会場まで。
そして会場に足を踏み入れると!!!!!!
めちゃくちゃリハやっとるやんけ!!!!!!
空飛ぶペンギン!?!?STEP&CLAP!?!?
えでも音外してなさすぎ、音源流してる!?!?
違う…これは…生演奏+肉声!?
とまあ、ライブ本番前から圧倒的歌唱力にぶん殴られたため、予定外にランダムキーホルダーを一つ追加しました。
(よぴちゃんのグッズ、普段使いできるようないい感じデザインになってるのとか、本当にオタクへの配慮?気遣い?優しさ?を感じる。あと字がうますぎて格言書いてるだけで様になるの流石すぎる。)
そして時は流れて、入場の時間。
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あれ…………?
二列目…………?
ステージまで1mもない!?!?!?
そして座席の上にはこれが。
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熊本公演の感想とか読んでてこのメッセージカードがあるのは知ってましたが、実際受け取るともう情緒がヤバい。
だって推しに手紙は書けても、推しからメッセージカードもらうことなんてないじゃないですか(?)
もうかなり涙腺がアップ始めてました。
そして18:00、ライブがスタート。
はい黒髪かわいい、死。
前日の「どうぞよしのに」生放送で今黒髪なのは知ってはいたけども、生で見ると破壊力5000倍くらいある。
外ハネ気味かわいくて死。
編み込みかわいくて死。
それに衣装!
熊本公演の時の衣装!!
「熊本も行っとけばよかった…」と後悔したくらい好きな熊本公演の衣装じゃないか!!
もしも神がいるのなら 聞いてほしい僕の思いを
─Beyond the Bottom (Wake Up, Girls!) ─
とか言って、
「今度のライブの時なんかの間違いで黒髪やったりせんかな〜〜〜〜」とか思ってたら、何故か望んでたもの全部お出しされたので私は死にました。
(もちろん派手髪だろうがロングだろうがよぴちゃんはかわいいですよ)
もうこの辺で溢れる後光に目を焼かれていました。
さて、前半はトークパート。
FM802のDJ豊田穂乃花さんを迎えての公開録音形式でした。
(なぜか客席のオタクたちの声を拾うためのマイクが設置されている)
トークパートの様子は11/25にFM802で放送されるとのことなので仔細を書くのは避けますが、めちゃくちゃウケたところだけを一つ。
よぴちゃんvs豊田さんの紙飛行機飛距離対決。
「紙飛行機飛ばして、ステージに戻ってきたらどうする?」とか言ってたよぴちゃん、紙飛行機何回投げてもよぴちゃんの手元に戻ってきてたのウケでした。そんな有言実行せんでも。
熊本ではその折り方が本当にスタンダードなんですか?
そういうことでやっぱりオモロだし持ってる人だなぁと思いました。
そしてお待ちかねライブパート。
1曲目Sweetly Lullaby!?
あんまり1曲目とは思ってなかった曲でしたが、めちゃくちゃよかった。
よぴちゃんがあまりにも楽しそうにノリノリに歌う姿にこっちもつられる感じ。
「マシュマロみたいなふわりスカート」という歌詞で自分の服の裾をふわっとさせて見せるよぴちゃん、お茶目かわいい。
いいサムネだ…
そしてそのまま2曲目「あやめ色の夏に」
この曲はうってかわって切ない感じに歌うのでこっちも胸を打たれる。
切な目に歌ってるの、美しすぎ。もはや罪。
そして曲の終盤に向かっていくにつれてどんどん感情が入ってパワーが上がっていく感じに、これを聴きにきたんだ!!とアガりました。
MVがふつくしいので見てください。
ここでMC。
「あやめ色の夏に」の歌い出しは「雨上がりの街路樹」です。
この日の大阪は朝に雨が降っていて、まさに雨上がりの街路樹だよね…とよぴちゃん。
そういうMCをするよぴちゃん、アーティスティック。
でもバンドメンバーの紹介を完全に忘れて次の曲に行こうとしてるのウケでした。そして一回メンバー紹介飛ばして次を歌い出すのもロック。
3曲目は「Mandala」
音源聴いてライブだとパワフルに歌う感じかなと予想してたのですが、かなり繊細で切ないくらいに歌っているのがすごく印象的でした。
キーボードとアコギのバンド編成もあって、音源と印象がかなり違って、ライブっていいなぁ…になりました。
いいサムネだ…
さてここでようやくバンドメンバー紹介。
ギターはよぴちゃんと付き合いが長く、アーティスト活動の立役者でもある、木原のおじさん。
キーボードは羽田空港の駐車場のことを語らせたら1時間、杉様。
(このお二人のことも話には聞いていましたがもちろん生で見たのは初めてなので、感動)
そして次の曲に行くくだり。
よぴちゃん「あのかっこいいイントロやってよ」
木原さん「〜演奏〜」
よぴちゃん「それ!」
しかし一拍ずれて、
よぴちゃん「もう一拍遅い!」
そこからきっちり合わせて歌い始める「リメンバー・ミー」
よぴちゃんが好きなディズニー映画といえばこれかズートピアか…という感じなので大納得の選曲。
ギター木原さんの方を見て歌い始め、キーボードが入ってくるタイミングで杉様の方を向くの、あまりにもプロ。
そして元気で迫力のある歌声!
3人で音楽を楽しんでいる感じに、めちゃくちゃ引き込まれました。
リメンバー・ミーは映画では8歳の男の子が歌っていたそうで、
よぴちゃん「8歳のショタになりてぇ〜」←!?
よ「私もお仕事で男の子をやらせていただくことはあるけど、やっぱり女性声優が当てるショタ声と本物では全然違う」
だそうです。
(にしても発言文字起こしすると危険な人に見えるな……)
リメンバー・ミーが終わって、
よぴちゃん「Xで結構初恋サイダーのリクエストを見たんですけど、実は今日楽譜持ってきてないんですよね。」
というと、キーボード杉様には楽屋まで楽譜を取りに行かせ、なんとよぴちゃんは最前列のお客さんからスマホを借りて歌詞を見ながら歌う!!!!!!
(なぜか木原さんのギターは完璧)
ホントにセトリになかった曲だと思うんですが、これこそライブ感だという感じ。
そしてこれを成立させるよぴちゃん達のアーティストっぷり。
初恋サイダーの後のMC。
よぴちゃん「アイドルっていいよね!!!!」
よ「私もアイドルちゃんから元気もらって、今はアイドルとは違う道だけど頑張ろうって思うし」
よ「私もみんなのモチベになってたりするー?」
ぼく「そうに決まってるだろー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よぴちゃん、WUG以降を第二章として区切りをつけてますが、ぼざろから入ってきた僕のような新規ファンにとっては、よぴちゃん第一章も、現在進行形の第二章も等しく元気の源になっています。いやマジで。
そして「透明人間」に入ります。
この曲はあのヒグチアイがなんと逆オファーでよぴちゃんに書き下ろした、言うなれば「青山吉能ってこんな人」みたいな内容の曲で、アルバムの中で僕が1番好きな曲です。
ずっと生で聴きたいなと思っていた曲。
あまりにも、あまりにも、よかった。良かったという言葉でしか表現できない己の語彙の貧しさが、つらい。
「あなたのためだけに、私、声枯らすよ。
だけど私のためだけに、夢を見たりしたい。」
という歌詞があります。
ここの歌い方が…もう…
「あなたのためだけに私声枯らすよ」で観客達にアイコンタクトをとり、
「だけど私のためだけに夢を見たりしたい」では、どこか内省的な憂いのあるような表情で歌う。
そんな様子に、胸を打たれました。
ファンを思う姿勢、自分の目標に向かって邁進する姿勢が歌詞に、パフォーマンスに全て表れている感じ。
続けて「Page」。
デビュー曲であり、よぴちゃんが作詞した曲。
サビの、「未完成のままでいい 愛おしい日々をゆけ」
という歌詞があまりにも深く突き刺さりました。
「未完成のままでいい」という歌詞についてはすごく悩んだと、よぴちゃんが確か話していましたが。
最終的に決まったその歌詞に、勇気づけられ背中を押されている今の自分。
あまりにも感謝でしかないです。
そしてMC。
「いつも気合い入れて歌いすぎてしまう、ファンのみんなはそれを喜んでくれるけど…」
(僕は青山吉能さんが気合を入れて歌っているパワフルで魂がこもった感じが大好きですよ)
「次の曲はもっと音源に忠実に歌いたい、そんな気持ちもこめて作りました。」
最新曲「空飛ぶペンギン」
確かに音源からしてすごく繊細で丁寧に歌う雰囲気があり、カラオケで自分で歌ってみても歌の上手さが試されるなと思った曲でした。
宣言通り、音源のように丁寧に歌うよぴちゃん(音外さなさすぎる)
それでも、Cメロにかかるときには熱がこもった感じになり。
僕はこの曲のCメロの展開が好き of the Yearなんです。
Cメロの中でも他の部分より少し低く歌う、
こしかけて ひとやすみ(歌詞)
G G B A G C B G A B (音程)
という部分があるのですが、ここは自分で歌っていて難しいなと感じただけに、よぴちゃんの正確でかつ生歌ならではの力ある歌唱がたまりませんでした。
感動が電流のように全身を駆け抜けて、体が震えてゾワっとするような感じがしました。
そしてこれが最後の曲でしたと言って、はけていくよぴちゃん達。
しかしすぐさまアンコールの手拍子が始まると、我々が10回も手を叩かないうちによぴちゃんはステージに戻ってきて、
「私は予定調和のアンコールが大嫌い!」と言い放つ。
よぴちゃんすぎる。
バンドメンバーのお2人もまだ呼んでないのにステージに戻ってくる。なんでやねん。
これで本当の最後の曲「STEP&CLAP」
「もう明日のこととか、考えません。」
そう言って歌い始めたこの曲。
(明日は東京で結束バンドLIVE恒星の劇場上映の舞台挨拶やん…とは思った)
もともとがライブのアンコール用に作られた、手拍子できるアップテンポな曲。
よぴちゃんの指示で全員立ち上がり、会場全体で手拍子。
みんな音源聞き込んでるので手拍子が完璧。
「笑顔でいるのもなかなか楽じゃない日もあると、知ってるよ〜」と喋りかけるようなアレンジを入れたり。
「やり残した仕事はそっと明日の自分にお願い」と、さっきの発言を思い出してか、はにかみながら歌ったり。
よぴちゃん達演者陣と、我々オタクくんたちですごく一体感が生まれ、大いに盛り上がり、エネルギーに溢れていました。
そして楽しい時間はあっという間に終わってしまいました。
よぴちゃん「みんな気をつけて帰るんだよー!」
袖にはけていく前にクルッと回って見せるよぴちゃん、かわだった。
会場を出てからも余韻がエグく、ただ別に会場に知り合いとかいなかったので、
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ぼっち・ざ・いんしゅ!
Twitterに感想を叩きつけながら飲み食いしてたらいつの間にか22時前になっていました。
ということで、
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以上、オタクのライブレポートでした。
思ったことを思ったように書いていたら5000字をとっくに超えています。
期末レポートもこの字数書いたことないです。
あの2時間を通して、もっともっとよぴちゃんのことが好きになった気がします。
またライブに行きたいなとも。
12月の東京公演はチケ取らなかったので(大後悔時代)、次は来年のバースデーライブかなと思います。
絶対に行くぞー!!
そしてこれからも応援していくぞーー!!!
今度はDice of Life!が聴きたいぞー!!!
最後に。
「青山吉能ちゃんのことよく知らないナ」と思っている、そこのあなた。
「透明人間」だけでもどうか聞いてってください。
もう一回リンク貼っとくので。
後生だから。
それでは。