人に会いすぎてしまう自分への処方箋
この記事は『つくるためにかんがえていること』のマガジンの文章です。
ここ1ヶ月ほど、沢山の人と会っている。
調子がどんと落ちたあと回復していく時の傾向として、ものすごい勢いで人と会い始めるという現象が起こる。
落ちているときには「誰とも会いたくない。社会とのつながりを全て絶ちたい。アフリカに行きたい。」みたいな気持ちが心に蔓延している。
だけど回復してきた途端に「この人に会いたい!あ、この人にも!あの人最近元気かなー。待って、あの人の出産祝いしなきゃ!」っていう調子で、どんどんと友人に連絡をして、結果たくさんの人と会ってしまう。
いや、友人だけでなくカフェの店員さんに話しかけて仲良くなってしまうようなこともしばしば。
さらに、外交的な空気を発しているのか不思議なことにこの時期にはいろいろな人から逆に会いたいと声をかけてもらう回数も連動して増える。(そして声を掛けてもらえると、すごく嬉しくなる。)
人と会っていろいろなことを話すことは、とっても嬉しくて楽しい。エネルギーに満ちている。
とはいえ人と会うと少なからずエネルギーは使うもので、調子に乗ってどんどんと人に会っていると、そのうちまた疲れてぐったりとしてくる。
これが自分のお決まりのパターンで、毎回結構困っている。
エスカレートして会いに会ったときほど落ちるときの落差も大きくなるし、燃料は人に会うためではなく極力何かをつくるために燃やしたいので、今のところの自分への処方箋を書き留めておこうと思う。
0. 気分のままに生きる
これは生き方としての前提のような指針。
頑張らない、資質に合わない努力はしない。
気分が向いて取り組んで夢中になっているときが、一番切れ味が出せるタイプなので。
「きちんと」「ちゃんと」「べき」という言葉が口からついて出てきていたら要注意(自分では気付けない)。
気分のままに夢中になってさえいれば、知らないうちに努力をしていることになるし、成長していることになる。
1. よく会う2人、年に一度会う20人、インターネットで200人
性分として調子のいいときに人と関わらずに何かをするということは向いていない。1人で続けていると、ものすごく寂しくなってしまう。
だから他人の目を断つのではなく、距離のとり方を工夫する。
よく会う人はせいぜい2人で、これは恋人とか本当に仲のいい友人だけでいい。
年に一度くらいの頻度で会う人は、気の合う友人。そんなに直接会わなくても、普段からメッセンジャーやLINEで気が向いたときに連絡を取り合ったりするのとってもいいと思う。
そして200人とは、毎日SNSで話したことにすればいい。TwitterやInstagramは楽しんで使えばいい(ただしタイムラインはあんまり見ない、仲のいい人か自分の作品に興味を持ってくれた人と向き合えるようにしておく)。
2. 知らない人に無闇に話しかけない
なぜか調子がいいときには知らない人にもどんどんと話しかけてしまうので、それは辞めよう。
知らないカフェの店員さんに気軽に話しかけるのは辞めよう。
相手もさ、何ならちょっと迷惑がってると思うよ。
(でも、知らない人でも困っている人だったら話しかけてもOKということにしておこう。)
3. 居心地のいい感じがする場所にいる
そもそもそういったところには行かないように気をつけたいところなのだけど、大人数がいる場所やイベントだったりが苦手で、居心地がわるくなってしまって誰とも喋れずに端っこで佇んでいるということがよくある。
バーのイベントに参加したら居場所がなさすぎて、気付いたら端っこで本を読んでいたこともあった。あれは辛かった。
居心地のわるさを少しでも感じたら、潔く帰ろう。
ということで
人に会いすぎてしまう自分への処方箋でした。
もし近しい傾向を持っているという方がいたら、どんな処方箋を自分に出してあげているのかぜひ知りたいです。
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