ave mujicaライブの感想を話すmygoのSS 下書き

ave mujica 3rd veritas 良かったですね。
ステアシアターが箱としては結構良かった。ただ、アクセスがちょっと...。

Symbol Ⅳのドロリスが最高。
Etherの最後のギターの泣きメロは頑張ってほしい。

メタラーならみんなあのフレーズで涙を流したいはずだから。4th期待してます。

あとふたつの月2サビの歌詞怪しかったよね?でもそれもライブの醍醐味なので何も問題なし。

正直曲のこととか幕間劇のこと含めてあんま覚えてない...そして体が痛い。

というわけで、SS書きました。愛音ちゃんは火柱めっちゃ乗り気か全く興味ないかのどっちかだと思う。

ーーーーーーーーーーー


「昨日のAve Mujicaのライブみた?」

こういう話題は大体愛音ちゃんからだ。

「見たよ。すごかったね、世界観の作り方とか。」

適当な返事というわけではなく、私もライブを配信で観た。一切の綻びなく、作り込まれたライブだった。普段使われているペンライトを使用禁止にして、自動制御で光るアイテムを使ったという。
曲中、幕間劇、どのタイミングでも会場が綺麗にライトアップされていた印象。


「違う違う、炎!火柱!ごぉぉぉーって、めちゃくちゃかっこよくなかった?りっきー、私たちももあれやりたい!RiNGじゃ無理ー?」

「は?無理。当たり前でしょ。」

「えーーーーー??????」

求められていた答えはどうやら少し違ったらしい。当たり前の回答を立希ちゃんがしていた。

「そもそも、私たちの曲に火柱が合いそうな曲ってあたっけ。」

「火柱...火なら、焚音打とか、かな。」

燈ちゃんが答える。確かに。火柱が合うかどうかは別として、タイトル的にもそれっぽいかも。

「焚音打なら、私たちが歌ってる時だけ、後ろでぼわーーー!ってやってもらうとか!」

愛音ちゃんが私の方を見ながらそういった。
想像してみる。うーん、微妙。

「なんで?愛音より燈が歌ってる時とかの方がいいでしょ。それかイントロとか、楽器隊だけのときとか。」

メインボーカルが歌ってる時ずっと火柱立ったまま?それも無くない?と思いながら、イントロとか、というのは納得。SymbolⅠ:Δのイントロとか、すごかったし。

「熱そう。」

と思っていると、ずっと会話に入っていなかった楽奈ちゃんが口を開いた。多分楽奈ちゃんはライブ観てないと思う。熱そう。私の場合はドラムと一緒に一歩後ろにいることが多いから、余計に。

「あれ、本物の火じゃないの?」

「あのライブは実際に熱いって感想を投稿していた人がいたから、本物の火なんじゃないかな」

愛音ちゃんが楽奈ちゃんの言葉を受けて尋ねてくる。本物の火は使わないそれっぽい演出もあるって聞くけど、ライブの感想を見ていたら熱かったと言っている人もいた。2階の後ろの方まで届いていたらしい。

「RiNGでやったら火事になるから。」

ごもっともなことを立希ちゃんが返す。

「私たちがもっと大きなバンドになったら、火柱あげられるかもね。」


「そのためには練習。愛音おまえ最近練習してるの?」


「もっちろん!指の皮も硬くなってきたし、短音のフレーズも最近上手くなってない!?」

自慢げに手を開いて指先を立希ちゃんの方に向ける愛音ちゃん。

「まあ、それは...。」

あ、立希ちゃん返答に困ってる。実際愛音ちゃんはちゃんと練習してるみたいで、ライブを見返すと毎回上達しているのが私でも分かった。

「りっきーこそ練習してるのー?」

「してる。私がやらなかったら、ダメでしょ。」

「そよりんは?」

「私もしてるよー」

「ともりんは歌の練習とか、する?」

「うん。ベッドで、歌ってる。」

「ベッドかー、面白いね。今度私もやってみよ」

「今度やり方、教えるね...!」

「楽奈ちゃんは?毎日どれくらい練習するの?」

「練習?んー。ほとんどしてない」

「えー、嘘でしょ!?私ちょー頑張ってるのに、ショックー。」

「楽奈ちゃんの場合、練習を練習だと感じてないってだけで、毎日練習はしてると思うよ」

「野良猫の場合、ギター弾いてる以外家で何してるのか、全然想像できないし。」

楽奈ちゃんは練習とかじゃなくて遊びの感覚でギターを毎日弾いてそうだし、それならここまで上手なのも納得できる。立希ちゃんのいうとおり、逆にギター以外何をしてるのか?全然想像できない。


「あのちゃん、一緒に練習、頑張ろう!火柱、ライブであげるために。」

「ともりーーーん!ともりんだけだよ私の味方ー!」

「ちょ、燈、愛音のこと甘やかさなくていいから...!」

燈ちゃんが愛音ちゃんの目の前で意を決したかのように口を開き、愛音ちゃんが燈ちゃんの手を取って上下にそれ振っていた。

「まあ、練習してくれるならいいんじゃない?」

「そうだけど!あーーー、もう!」

言ったとおり、練習してくれればいいんじゃない?立希ちゃんもよく言ってるし。でも当の立希ちゃんはそれどころじゃないらしい。立ち上がって愛音ちゃんと燈ちゃんのスキンシップを止めに行っていた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?