こどもと作る2Dアニメ(5秒)vol.3[キャラクターデザイナーごっこ アクマン]
こんにちは。ナツです。
今回も楽しくて調子に乗って手描きアニメをつくりました。
(vol.1 vol.2)
2Dアニメ(5秒)ディレクターごっこ 悪役をつくる
キャラクターデザインとディレクターはカイ。
アニメーターは私です。
ipadのflipaclipというアプリでアップルペンシルを使い制作しました。
今回は、『悪役をつくる』というテーマにしました。
(アニメをするので、できるだけシンプルな感じにしてねとお願いをしています。)
ただの絵ではなく、キャラクターを制作するあそびなので、名前や性格も考えます。
名前:『アクマン』悪魔の男の子
性格:ちょっとワル。でも本当は優しい。
みんなと仲良くしたいけど、イタズラしちゃう。フォークでおしりをチクチクしたり。
アクマンの家族はめっちゃわるいやつ。例えば人をフォークでぶっ刺す
アクマンの動きは今回は踊る。ということだったので、
キャラクターを描いた後、実際にカイが振り付けをした所をムービーに撮り、それを参考にアニメをつくりました。(アニメーターの実力不足で、そっくりにはなりませんでしたが。。汗)
何回手を左右に振るのか。何回しゃがむのか。をディレクターカイと確認しながら作っています。
私的には最後しゃがむの3回がいいとか思っちゃったけど、私とは感覚が違うのも面白いです。
出来上がりをみて、満足そうだったのでよかったです。私もやっぱり楽しかったです。ちなみに、宿題をしている横でチマチマ作ったりしています。アニメ制作時間は1時間ほどです。
お互いわからないところは聞き合う感じで、なんだかうまくいっています。
アフレコ
何か声を入れよう!なんでもいいよ!「ホイホイホイ」みたいな言葉でもいいし。効果音でもいいし。みたいなことを提案したら、
「ぼく、アクマン。がんばる」
という、なんともけなげなアクマンの言葉を入れることに。
仲良くなりたいけど、おしりをチクチクしちゃうアクマン、、がんば!
(手に持っているものは、どうやらフォークです。)
音は編集用アプリのInShotで入れています。
vol.2でムービーを見ながら直接アフレコをした時、ムービーの時間ぴったりしか音が入らなくて、音がブツリ!と切れてしまった感じがあったので、
今回は、音が途切れない様に工夫しました。
実際のムービーの後ろに空白(何もない画面を何秒か)を作った上で録音開始。すると、実際のムービーの長さよりも少し長く喋っても録音できました。日々学習です。
キャラクターデザインについて
ここんところ、こま撮りではなく2Dアニメを作っていますが、キャラクターデザインというのは、こま撮りにとってとても重要で、こま撮り作品はキャラクターデザインありき。のような所もあります。
実際に、私がいたこま撮りのお仕事現場でもキャラクター作りから始まる事が多かったです。(キャラクターが既に決まっている場合を除いて)
CMやミュージックビデオなど、ディレクターを含む何人かでキャラクターのコンペ的なことをします。
最終的に立体になるとしても、まずは手描きでキャラクターをデザインするところから始めるのです。
そして、名前や性格、バックグラウンドを考えていくことで、お話も見えてきたりします。
カイはキャラクター作りを始めてたった3回ですが、キャラクターの世界観が最初のものよりしっかり作れるようになってきています。なんとなく、アクマンの日常も想像ができそうな感じもします。
これが、30回、300回と回を重ねて言ったらどうなってしまうのでしょうか!!それまで付き合ってくれるかどうかはわからないけど。。でもきっと、想像力は格段に上がっていくと思われます。
修行ですね。私もやらなきゃ。。
そして、キャラクターの発展形も遊んでいこうと思います。
キャラクターデザイン・ディレクター・声の出演:カイ
アニメーター:ナツ
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