こどもと作る2Dアニメ(5秒)vol.7[キャラクターデザイナーごっこ サカト]
こんにちは。ナツです。いつも小3カイとこま撮りに関わる事をテーマに遊んでいます。
こま撮りの最初の一歩はキャラクターデザイン!ということでカイがデザインした絵を元に私がFlipaclipというアプリで2Dアニメをつくっています。
(2Dアニメシリーズ vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6)
今回は企画・演出は私です。
背景を実写にしたいと思って、私が先にざっくり企画書↓を書きました。カイと共通認識を持ってから、池のある公園にいきました。
池の前で、カイに自由に動いてもらうと、しゃがんだり、
バイバイと手を振ったりしていました。
少し長めにムービーを撮っておいて、編集の時にどこを使うか決めました。
(Flipaclipというアプリは無料版は6秒までなのです)
バイバイの手の動きを中心に6秒間を切り抜き、Flipaclip上で、池の背景の上に別レイヤーでカイにキャラクターを描いてもらいました。
キャラクター作り
迷いなくのびのびと魚を描くカイ。
名前:『サカト』12歳(6年生)
性格:優しい
この池は実は奥でものすごく広がっていて、海より深い。でも海には繋がってない。
側面に海藻が生えている。
サカトは10匹の兄弟の一番下。巨大な兄弟たちがいる。
サカトを見ると、その日に必ずバラか花火を見る。
そのバラを触ろうとするとトゲに刺される。
この池が奥で広がっていて、海よりも深いなんて、とってもドラマチックで聞いているだけで想像が膨らみます。サカトが10人兄弟の末っ子という設定も物語が始まりそうです!
サカトを見ると、その日に必ずバラか花火を見る設定も意外で面白い(笑)
アニメ作り
カイがつくったキャラをもとに、一枚ずつアニメを描いていきました。
カイの描いたキャラクターを見て、ダイナミックに跳ねる様子を入れたいと思い、ハネさせてみました。
そして、カイが手を振るのに合わせて、サカトにも手を振らせました。
アニメを描き終わったところで、客観的に見てみると、サカトの体の赤が強すぎて背景から浮いてしまっていました。
そこで、LINEに持っていき、写真を送るときに使うフィルターをかけてみました。
背景とキャラとか関係なく、画面全体にかぶさるように光が入る事でわりと馴染みました〜
フィルター有無でカイにもみてもらい、有りに決定!
音付け作業
今回は実写ということもあり、その場の環境音をそのまま入れてみました。セミの音のおかげで夏っぽくなったと思います。
ボチャン!の音はペットボトルに水を入れて、カイが湯船に投げ込んで録音したものです。チャプチャプなどもお風呂場で録っています。
そして完成した音入りのムービーをカイが見て、
「いい出来!」
と言ってもらえました(笑)良かった!
まとめ
今回はディレクター業をカイはやっていませんが、キャラクターデザイナーとして、キャラクターの見た目や性格だけでなく、キャラクターのまわりの世界観を広げていけました!一歩前進です。
背景を実写にしたことも良かったのかもしれないです。
やっぱりひっかかりがあると、想像力は膨らみますね!
また、世界観を広げられるようなキャラクターづくりをやっていきたいと思います。
キャラクターデザイン・出演・効果音:カイ
企画・演出・アニメーター・編集:ナツ