こどもと作るロゴデザイン[キャラクターデザイナーごっこ クロミくん]
小3のカイがキャラクターをデザインし、ディレクターとしてどのような動きにするかを決め、母がFlipaclipというアプリでアニメにする。という遊びをよくやっています。(↓2Dアニメシリーズ vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol10.1 vol.11 vol.10.2 vol.12)
そこで生まれた、クロミくんというキャラクターの設定や背景が面白かったので、そのキャラクターを育てていくことにしました。
ゆくゆくは、クロミくんのお話で、2分ほどのアニメを作りたいなと思っています。
キャラクター設定や友だちなどがどんどん増えていく中で、私は何か足りないものがあるな〜と感じていました。
どんなキャラクターにも、セットになっていつもそこにいるもの。。。
それは、それは!
ロゴ!!!
ということで、クロミくんのロゴを作ることにしました。
ロゴ作り レクチャー
カイはロゴという存在を意識したことがなかったと思うので、ロゴについて資料を作り、軽くレクチャーしました。
①まず、ドラえもんのロゴの使われ方をいくつか見せ、どんな商品にも「ドラえもん」という文字が入るときは同じロゴがついていることを一緒に確認しました。
もし、違うロゴがついていたら、一気にニセモノ感がでるよね。と言ったら、妙に納得していました。
↑たとえば、こんな感じでドラえもんの商品にはドラえもんのロゴが入っているわけです。(どこでもドアBOX入りマスク!欲しい!)
[キャラクターの著作権はリンクを貼る分には大丈夫そうなので、リンク右横の画像で見ていただけたらと思います]
②次に、カイが今好きなものたち(モモウメ、ピクミン、ゼルダの伝説、ポケットモンスター 、UNDERTALE)にも、ただの文字/フォント ではなく、そのキャラクターらしいロゴが必ずある。という事を見せました。
注:ポケモンはゲームやグッズによって色んなロゴがあるため、カイには、映画のポスターを中心に見せました。
③そして、どのロゴもわりと太いよね。なんで太いのかというと、細いと背景がごちゃごちゃごちゃな時に読みにくくなっちゃうからだよ。
と、カイの撮った石の写真の上にUNDERTALEのロゴと細いフォント(細すぎたけども(汗))を並べて比較して見せました↓
使われ方にもよるけれど、キャラクターのロゴの場合、小さいぬいぐるみのタグなど、細かい文字にした時でも潰れずに読める。というのも、大事な事なのだよ。と説明しました。
そしてクロミくんのロゴ完成!
思ったよりも細かったけれど、なかなか素敵なバランスのものができました。色はクロミくんの目の色と同じものです。
背景が何色になっても見やすいように、私が白で文字の周りを縁取りしました。
イメージカラーを探る
ロゴを作った後で、背景のイメージカラーを決めました。
いつも色を選ぶ時は何色にするのかを決めてから、パレットから色を吸い取り、塗り潰し。という工程を経るのですが、
今回はクロミくんと文字の色と背景の色の相性を確認しながらできるだけたくさんの色を試してもらいたかったので、
色調補正を使ってカイに決めてもらいました。
最初は黄色スタートにしてみました。
色相、彩度、明度のバーを一通り触らせて、どこを動かすとどの様に変化するのかを確認。
色相→赤くなったり黄色くなったり青くなったり。色が変わります。
彩度→右に行けば行くほど鮮やかな色になり、左に行けば行くほどグレーに近づきます。
明度→明るくしたり暗くしたり。
色んな色相で鮮やかにしたり暗くしたり、背景を変えてしばらく遊んでいました。
赤でほぼ黒みたいな色もカイは気にいったようでしたが、クロミくんの耳のところが目立たなくなり、変な形のクロミくんに見えてしまう事に気がつき、断念していました。
最終的に少しだけ彩度を落としたピンク色で落ち着きました。
良い色◎
ロゴ作りと色調補正での色探り。キャラクターをデザインする上でなかなかいい体験ができたと思います。
この先、好きになったキャラクターのロゴはどんなのかな?とか、イメージカラーは何色かな?とか意識して見られるようになるといいな。
<おまけ>
ロゴを使うと、ぐっとそれっぽくなる説。
<クロミくん関連記事>
vol.10 vol.10.1 vol.11 vol.10.2 vol.12
クロミくんはvol.10シリーズでvol.11とvol.12はクロミくんの友だちの記事です