労働時間は3時間労働になって、みんな二足三足のわらじをはくようになる?
AIがやってきて仕事がなくなると
これからどうなる?という話-その②
です。
AIがやってくると
人々はどんな仕事が
奪われるはじめるのか?
そしてAIにはできない仕事には
「人と共感する」仕事は
できない、という話を
前回のnoteでは書きました。
さて、そんな時代になった時
私たちの働き方は変化していくのか?
という話が今回の話です
【この記事のもくじ】
①男性は1人の雇用に対して3人、女性は5人職を失う?
ダイヤモンドの以下の記事では
AIがやってくると
男性は1人の雇用に対して3人仕事を失い
女性はさらに厳しく1人の雇用に対して
5人も職を失う時代になる
というIMFの論文を紹介しています。
要旨としては
自動化によって男性が
仕事を失うリスクの
平均は9%であるのに対し、
女性が仕事を失う
リスクの平均は11%である
として
世界全体について試算すると、
全世界では1億8000万人の女性が
こうしたリスクの高い仕事に
従事しているというのです。
また、昨今進められている
働き方改革の流れで、
在宅勤務が増えてきていますが、
これは女性にとって
メリットが大きいと
漠然と思われているものの、
実際には低賃金、不安定雇用を
引き起こすとも推定されています。
そして
日本はAIなどの導入で職を失う女性に対する
対策を早急に講じなければならない
と記事はまとめられています。
②本業が3時間労働の時代がやってくる?
さて、AIが徐々に私たちの仕事を
奪っていくと、業務は
「効率化」され、
人々の仕事は徐々に
減っていきます。
すると10年~20年内には
・多くの会社は「3時間程度の労働時間」となり
・人々の多くの「複数の仕事(副業)」を持つ
ようになっていくと予測しています。
図にするとこんな感じです。
今はだいたいの会社が8時間労働
ですが、働き方改革の流れで
もはや残業時間も規制されています。
それと並行して
AIによる効率化が進み
仕事自体が減っていきます。
なるほどこれはいい時代がやってくるな
と思うのは早計。
3時間労働になると
当然もらえる賃金も
減っていくのが予想されています。
現実的には
「働き方改革」によって
残業ができなくなったため
手取りが減った、
という人が多いと思いますが
一方でAIによって
「構造的な失業・失職」が
出始めていくことになります。
すると、私たちは
必然、こういう働き方になっていきます。
③これからみんな二足、三足のわらじを履く労働になる?
日経新聞に
副業起業 全社員が「二足のわらじ」
という記事が掲載されていましたが
この記事では大手企業の社員たちが
副業として、スタートアップに
集まっているさまが描かれ、
それぞれの自分の強みを持ち寄って
新しい事業を長期的に立ち上げていく
とされています。
「優秀な人が外で活躍し、
一人ひとりの働く価値を
高めていくことが、
今後はより重要になる」
というコメントにもあるように、
これからの働き方というものは、
プロジェクトごとに
得意分野を持った人が集まり、
複数のプロジェクトに参加していく。
そんな時代がやってくることが
予感させられます。
つまりそう遠くない未来
おそらく10年内には
私たちは複数の副業を
当たり前のように
こなし、目減りする
賃金の補てんを
二足、三足のわらじをはいて
必死にこなしていくことに
なると思うのです。
とはいえ、
2200万人の副業を
希望する人がいる中
実際に副業をやっている人は
まだ267万人程度しかいない
という現実的なデータも
この記事には掲載されており、
私たちのスキルアップも
大きな課題として
今後出てくるのは
間違いないようです。
また、何個もの副業を
抱えることになると
労働時間の問題や
過労の問題も逆に出てきます。
そうした時代を予測した際
これからはどういう副業を
していくのがいいのか?
そんな答えにつながる話は
私のメルマガで全17話の物語で
語っています。
これからの鍵は「時間対価型労働」ではなく
「ネットによる半自動化」と
「効率化」「レバレッジ化」です。
よろしればぜひどうぞ。
▼トットおじさんのメルマガをちょっと読んでみる。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
トットおじさんでした