月収16万円の会社員から、月収100万円になるとどうなる?
こんにちは&こんばんは!
とっとこランサー(@tottokolancer )です。
いやはや今年も早いもので、もう年末ですね…。
「今年の抱負」的なものを年初に考えたような気もするんですけど、そんなものは既に記憶の彼方です。あなたはこんな大人になっちゃダメですよ…。
さて、今日は「お金」の話をしようと思います。
実は、私は高卒から新卒で会社員になった経歴があります。その時はかなりの大企業だったので、そこそこ給料も良かったわけです。ただ、あまりに業務が過酷過ぎて、数年働いてあえなく転職。
次に働いた会社は、月収16万円でした(手取り)。勤務時間は毎日8:00~21:00で、月間休日はたったの4日。もちろん残業代という概念なんてなく、かなり大変な日々を過ごしていたんですよね。
そして今はフリーランスになり、今年はありがたいことに安定的に月収100万円以上を稼ぐことができました。
月収16万円の正社員から、月収100万円のフリーランスへ。
そんな私が散々悩んだ末にたどり着いた、「お金の考え方」をお話します。年末でお忙しいと思うので、箸休め的に読んでいただければ幸いです。
「お金」は選択肢の原材料
私は、もともと裕福な家庭に生まれたわけじゃありません。高校時代はバイトを3つ掛け持ちしていて、休日は深夜まで働いていました。そんなとき、心の底から感じていたんですよね。
「お金があればもっと幸せになれる」
と。
そして今、月収100万円になってから気付いたのは、お金が幸せに直結するわけじゃないってことです。
お金があっても不安はなくならないし、違った悩みも出てきます。もちろん、お金があるということは豊かであるものの、イコール幸せなのかというと、それはちょっと違うかなというか。
お金って、結局「選択肢の原材料」なんですよ。
例えば、私は大学に行っていません。これには様々な事情があったものの、経済的な部分が結構大きかったんですよね。当時の状況でお金があったなら、大学へ行っていたと思います。
つまり、お金によって選択肢は増えるということです。
ただ、「選択肢が増える」=「幸せ」ではないんですよ。これは、お金をたくさん稼いでから知ったことです。なってみてから初めて知ることって、実はめちゃくちゃ多いのかもしれません。
稼げば稼ぐほど、「お金のデフレ」が半端ない
これは、一定金額以上稼ぐ人がみんな感じていることだと思います。稼げば稼ぐほど、「自分の中でお金の価値が下がっていく」んです。
まさにデフレ状態で、価値が急降下。
めちゃくちゃ億万長者の人が
「資産で自分を評価されたくないからユニクロで身を固めて婚活している」
というようなケースを聞いたこともありますが、これはお金目当ての人を避けるというだけでなく、お金なんかで自分を評価されたくないからなのかもしれませんね。だって自分の中で価値が低いものだから。
さらに、たくさんお金があると、そこに対してモチベーションが保てなくなります。これって、めちゃくちゃキツいことなんですよね…。
だって価値の低いもののためになにかしようとなんて思わないわけで。私の場合、以前までできていた「割り切ってお金を稼ぐ仕事」ができなくなりました。できていたことが突然できなくなる苦痛は、驚くほど辛かったです…
こんなふうに、お金を稼げば稼ぐほど、お金に対する「価値」が下がっていきます。これは、いままで知らなかった感覚でしたね…。
結局「何でもないこと」が1番幸せだった
ありがたいことに、今年はそこそこいい数字で事業を進められました。この数字は私自身だけのチカラじゃなく、周囲の人に助けられた結果です。もう感謝しかありません。日々支えられて生きていると実感します。ありがとうございます!
お金をそれなりに稼げるようになってから、たくさんのモノを購入しました。
・クルマ
・家具
・質の良い服
・時計
・家賃の高い部屋
これらを購入してわかったのは、「自分の欲求なんて些細なものだった」ということです。今は、大してほしいモノがなくなりました。モノって、買ったら終わりなんですよね。物欲が作る幸せは持続性がない、という点も、最近学んだことの1つです。
そのかわり、日々の「なんでもないこと」がすごく幸せだと知りました。
毎日部屋に差し込んでくる太陽の光に「幸せだなぁ」と感じたり、仕事でクライアントさんとあーでもないこーでもないと言いながら取り組んだり、そんな些細でなんでもないことが、今の私にとってはとても幸せなことなんです。
月収16万円から100万円になったら「お金の価値観」が変わる
ここまでお話したように、お金に対する感覚がここ3年で大きく変わりました。お金はもちろん大切なものではあるけれど、そのために人生を犠牲にするなんてもったいないなぁと感じます。
でもこれは、たぶん必要以上に稼いだからこそ本音で理解できる感覚なのかもしれません。
だから、結果的には必要以上に稼いでみてよかったなぁとも。私自身この感覚を学べていなかったら、この先の人生もお金を追いかけて終わりそうな気もしますしね。
次は、このお金をどんなふうに使っていくのか、そういうところを課題にしつつ、今日のお話は終わりにしようと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
とっとこランサー
「スキ」を押すとステキなことが…!? サポート本当にありがとうございます☺️とっても嬉しく、励みになります(*´∀`*)