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AIでシュレッダー商品バナーを依頼したら世紀末の戦士が召喚された
クライアントからの発注で業務用シュレッダーの商品ページのデザイン作成をしていた。バナーが必要だったので、Chat GPT(DALL-E3)にバナーデザインを依頼してみた。
この手のデザイン図案の作成は、現状AIにはハードルが高い。それは知っていたので、「私では考えないようなアイデアの種でも拾えたら良いな」という軽い気持ちで試してみた。
特に期待はしていなかった。
案の上、アメリカンな濃いテイストで画面が埋め尽くされたデザインが出来上がる。画像生成AIおなじみのテイスト。
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AIには余白の概念は無いのか?
何回かリトライをお願いする。
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だんだんパワハラぎみになってくるが気にしない。
「もっとスタイリッシュに!」
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ちょっとそれっぽくなってきたけど、まだまだ足りない。
ここでAIパワハラの代名詞ともなっている「それが本気ですか?」
と入力。
すると・・・
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急に世紀末の戦士が現れた。
今まで、そんな素振りは一切なかったのに。
よく見ると、男の持つ武器はシュレッダーの刃の部分!
シュレッダーを擬人化しているのか!?
Chat GPTの本気を見せていただいた。
確かに、これは私では思いつかない。
あまりの衝撃にお腹がいっぱいになったので、丁寧にお礼を言って、おとなしく人力でバナー制作を始めた。