アトピーのせいで恋愛できないと思っていた昔の僕に伝えたいこと
初めまして、とっちゃんです。
この記事を読んでくれている人はおそらく
「アトピーのせいで恋愛できない。」
「恋愛するのはアトピーを治してから。」
と思っている方だと思います。
僕
も同じ悩みをずっと抱えていました。
「俺はアトピーだから周り人みたいに恋愛なんて出来るはずがない」
「俺はアトピーだから今あの子に話しかけに行っても嫌がられるだけだよな、、、」
といった被害妄想を繰り返しているばかりで
一歩踏み出す勇気がこれっぽっちもありませんでした。
いま思えば本当に情けない話なのですが
被害妄想が日に日に増していきました。
「こんな自分でも好きになってくれる女性が本当にいるのか」という不安がさらに強くなっていきました。
それでも少しの希望を持って、ネットや書店で
「アトピーの人でも彼女を作る方法」を何日も日が暮れるまで探し続けました。
でも、本やネットで「アトピーの人が異性とお付き合いする方法」を知ることはできませんでした。
「結局、アトピーが悪化した自分とお付き合いしてくれる人なんていないんだ。」
という気持ちがさらに強くなっていくだけでした。
アトピーを言い訳に恋愛から逃げていた学生時代
そんな自分にも一人の好きな人ができました。
高校一年の時に同じクラスだったMさんです。
顔が小さくて髪が長く、とても優しそうな顔をしている女の子です。
性格は大人しくてとても気がきく子でした。
周りの人がダラダラ掃除しているのに構わず一人で黙々と掃除をする姿や人と話す時に自然と溢れる笑顔に惹かれていきました。
Mさんとは、あまり話したことはなかったのですが、学年が終わる頃に気になり始めていました。
でも、何もできずに1年生が終わり、2年生になって進路コースの違いからMさんと別々のクラスになってしまいました。
もう、Mさんと結ばれることはないなと諦めていました。
そんなある時、同じ部活の友達が
「Mさんにお前の話ししたら『細川くんとっても良い人だよね!』って顔赤らめながら言ってたぞ」
と報告してくれました。
恥ずかしがり屋なMさんは人を褒めることなんて滅多にありません。普通の女の子が「良い人だった」と言うと恋愛対象として見ている発言である可能性は低いですが
Mさんが言うとその可能性がグッと上がります。
そのため、僕はとても嬉しかったです。
「あの恥ずかしがり屋のMさんが俺のことをあんな言い方してたってことは、、、もしかして」
と自分でも引くぐらい興奮してました。
で、早速鏡を見に行きました。
年頃である高校生は異性から自分がどう見られるか過敏に意識するものです。
僕も異性からどう思われるか、どう見られるかばかり気にしていました。
そして鏡で自分の姿を見た時
「あれ、、、何かいつもよりアトピー酷くなってない?」
と思いました。
しまいには
「アトピーが悪化した自分と付き合ってることを知られたらあの子に申し訳ない」という訳の分からない言い訳をしてしまいました
友達には
「なんで好きなのにいかないんだよ。あの子がアトピーなんか気にするわけないだろ。考えすぎだよ」
と何度も説得されました。
しかし、結局僕は勇気を持って一歩踏み出すことができませんでした。Mさんに好きというきもとを伝えるのを諦めてしまったのです。 自分がアトピー だからという理由だけで。
**今、高校時代の自分に伝えてあげたいこと **
一歩踏みだせないということは、行動できてないことです。当然結果が出るはずもなく、彼女はおろか普通に話せる女友達すらいませんでした。
今思えば本当に勿体無いことをしていました。
「アトピーなんて自分が思っているほどみんな気にしてないよ。最初は怖いかもしれないけど勇気を持って話しかけてみようよ。話しかけなかったら気になっているあの子は自分に興味すら持ってくれないよ。」
と昔の自分に伝えてあげたいです。
それと同時に、今アトピーで苦しんでいる人にも伝えたいと思っています。
アトピーは完治していなくても恋愛できるんだよ
ということを伝えたいです
僕はアトピーで恋愛ができないと思っている全ての人に僕のメッセージが届くまで
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