はじめての研究施設見学①
サイエンスツアーバス北回りルート
最近、国立化学博物館の維持費を集める為のクラファンが話題になりました。
光熱費だけで数億円かかるというのは驚きです。
つくばに国立科学博物館の「実験植物園」というのがあるというので行ってみることにしました。
色々調べていると、夏休みシーズンは、
毎日『サイエンスツアーバス』というのが運行されていて、研究施設を巡回してくれるそうです。
サイエンスバスに乗って、色々な研究施設を回ってみるのも楽しそうです。
サイエンスバスは2ルートあって、
北回りルートは、『国土地理院』と『国立化学博物館の植物園』を通り、
南回りは、『エキスポセンター』、『産業技術総合研究所』、『地質標本館』、『つくば宇宙センター』を回ってくれます。
取り敢えず、植物園に行ってみたかったので、
北回りでスタートしました。
国土地理院:地図と測量の科学館
この施設は無料でした。
国土地理院の地図と測量の科学館は無料の施設でした。入ったすぐのフロアには一面の地図が。
「1歩を1mとすると東京から大阪まで5歩掛かりますね。1mが100kmの換算なので。」
という説明なので、地図の大きさがよく感じられます。
「本当は小笠原まで入れたかったんですが、収まらなくて、、。」とも言っていた。
この地図は据え置かれている赤青の眼鏡を通してみると立体的に見えます。
山は盛り上がって、海溝は凹んで。
それもリアルな感じでものすごく日本の地形をイメージできます。
「九州から四国の北側を見てください。」
何かな〜と見てみると、
平地の部分がすーっとラインが入っているように見えます。
「ここが中央構造線です。よく解るでしょう。」
高校の時に習ったなぁ。
断層面だったっけ?
なんだったか調べ直そう。今度。
色々思い出す事あるなぁ。
「庭に日本の球体模型があるので、是非見ていって下さい。縮尺は1:200,000です。ヒトの目線がちょうど宇宙空間と呼ばれるあたりになるので、宇宙から日本見たらどんな感じか解りますよ。」
それもなんだか興味ありますね。
これもそれなりにでかいなぁ。
ちょっと登って見てみよう。
宇宙から見るとこんな感じなのかぁ。
地球ってでかいな。
地図を通して世界の広さを感じました。
じゃ、バスで次の施設へ。
国立科学博物館筑波実験植物園
入園料は、一般・大学生は320円で、
それ以外の方は無料で見れます。
地図を見るとものすごく広いです。
どんな植物を育ててるのかな?
ここは絶滅危惧植物を育ててるんだ。
とっても意味がある事だと思います。
お。無茶苦茶でっかいなぁ。
ガラスハウスです。
熱帯温室、サバンナ温室、熱帯雨林温室と分かれている様です。
へぇ。こんな感じで実がなるんだ。
カカオって。
最近bean to barのお店が増えているので、
カカオニブのドリンクとか一般的なチョコレート以外の部位を食べれる機会があるけど、
カカオの実がなってるのは初めて見ました。
と言っても、枝に普通になってるので、
果物と一緒か。
熱帯雨林温室には蘭がいっぱい育てられていました。
蘭の花ってどうしてこんな感じになったのかなと思いながらも、なんか好きなんですよね。
水生植物の栽培を行っているところとか、
小笠原や沖縄の固有種があったり、
展示がボリューミーです。
地図を見ると、このガラスハウスの場所は、
敷地の端っこまで1/3くらいの場所です。
敷地が広すぎる。
国土地理院で、実は気付いたのですが、
ボリューミーなので1日じゃ6つの施設をしっかり見るのは難しそうです。
取り敢えず、今回はどんな展示があるのか、
全部見て回って、
見たい施設はもう一回来てみる
というのでも良いかな。
いや、なんだか勉強になるなぁ。
知らない事見たり聞いたりするのって。