私とeLTAXの戦い:初めての年末調整が修羅場すぎた
こんにちは、あるいはこんばんは。
個人事業主として活動を始めて、初めての1月を迎えました。個人事業主になると、税務署から様々な書類が送られてきます。年末を迎える前に「令和6年分 年末調整についてのお知らせ」が届き、その中には「源泉徴収票等の作成・提出をしてください」と書かれていました。
正直なところ、私には何のことかさっぱり分かりませんでした。結果的には、地方税ポータルシステム eLTAX を使い、自宅でオンライン申請を完了させることができました。
でも、これがまあ大変でした。特にICカードリーダーが必須だったことは完全に盲点で、急遽Amazonで購入して期限に間に合わせることができました。この記事では、私が eLTAX に苦戦した話をお届けします。同じように悩む方の参考になれば幸いです。
1.作成・提出が必要な書類
年末調整といっても、単に源泉徴収票を作るだけでは終わりません。税務署からのお知らせに "源泉徴収票「等」" と書かれているとおり、いくつかの書類を作成し、それぞれ然るべき場所へ提出する必要があります。
具体的には以下のとおりです。
提出先が複数あるだけで混乱しますが、さらにこれらの作業を自分自身でおこなうとなると、一筋縄ではいきません。
税務署からのお知らせには、「eLTAX を使えば給与所得の源泉徴収票と給与支払報告書を一括で作成・提出できます!」と書かれていたので、さっそく試してみることにしました。
2.eLTAXとは何か
eLTAX(エルタックス)は、地方税に関する手続きをインターネットで行えるシステムです。国税の申告には別のシステムである e-Tax(イータックス)を利用します。この違いは注意が必要です。
まず最初に、eLTAX を利用するには利用者IDを取得する必要があります。これはeLTAX の公式サイトから申請できます。利用者IDを取得したあと、各種手続きにはマイナンバーカードや電子証明書が必須です。
地方税の手続きをインターネットでおこなえる点は便利なのですが、最初の設定がとても複雑でした。特に、私のような個人事業主1年目の人間には、非常に壁が高いと感じました・・・
3.ICカードリーダーが必要だなんて!
eLTAX で手続きを進める際に、マイナンバーカードを使って電子証明書を取得する必要がありました。しかし eLTAX では、スマホでマイナンバーカードの読み取りはできない仕様だったのです。
「ICカードリーダー」がないと、全く先に進めない仕様のようです。仕方なく、急ぎAmazonで「ICカードリーダー」を購入しました。安価な製品を選んだので本当に動くか心配でしたが、問題なく使うことができました。
ひとまず手続きを先に進めることができたのですが、次は eLTAX の画面操作が難しく、何度もヘルプを読み返す羽目に・・・もしシステム上でトラブルが起きていたら、自力で解決するのはかなり大変だと思います。もっと分かりやすいシステムに改善されることを願うばかりです。
まとめ
初めての年末調整で eLTAX を使ったオンライン申請に挑戦しましたが、正直かなり大変でした。書類の種類や提出先を把握するところから始まり、急遽「ICカードリーダー」を用意するなど、ハードルが高かったです。
ですが、一度クリアすると来年以降の作業がスムーズになることは間違いありません。同じように初めて挑戦する方は、事前に必要なものをしっかり準備しておくと良いでしょう。
来年の年末調整がもう少し楽になることを祈りつつ、この記事が少しでも役に立てば幸いです。
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