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簿記3級に挑戦してよかった:エンジニアの新たな一歩

社会人になると、仕事に追われる日々が続き、学び直しや新しいことに挑戦する機会が減ってしまうことが多いです。私もその一人で、エンジニアとしてひたすら技術に向き合ってきました。

しかしそんな私が、投資を始めるきっかけで簿記3級を受験し、人生に新しい風を吹き込むことができました。今回は、その挑戦が私にとってどのようにプラスになったのかをお伝えしたいと思います。

1. 簿記3級を受験したきっかけ

エンジニア一筋で過ごしてきた私は、会社と自宅の往復だけの生活を続けていました。漠然と「このままでいいのか?」という疑問が湧いていたことを覚えています。何か新しいことに挑戦し、自分を変えたいという思いがありました。

そんな中、投資に興味を持ち始め、会社の先輩にアドバイスを求めたところ、「簿記を学ぶといいよ」と言われました。簿記は投資にも役立つし、社会人としても基本的な知識とのこと。簿記の「ぼ」の字さえも考えたことがありませんでしたが、先輩のアドバイスが、簿記3級に挑戦する大きなきっかけとなったのです。

2. 3か月間の学習とその結果

毎日残業が続く激務の中、簿記の学習は正直、簡単ではありませんでした。日々の仕事に加えて家族との時間も大切にしつつ、スキマ時間を使って約3か月間勉強しました。

最初は貸借対照表や損益計算書といった言葉どころか、基本的な仕訳にすら戸惑い、理解・記憶するまでに時間がかかりました。しかし根気よく続けたところ、少しずつ知識が積み重なるのを実感できました。

結果、無事に簿記3級に合格。社会人になってから初めての資格取得であり、学習の成果が形となった瞬間は、非常に大きな達成感と自信につながりました。

3. 家計管理が改善し、資産形成に役立つ

簿記を学ぶことで、まず大きく変わったのは家計管理です。それまで、毎月なんとなく収支を記録していただけだったのが、簿記の知識を活用して、しっかりとした収支の把握ができるようになりました。

特に「資産」と「負債」を整理して考える習慣がついたことで、お金の使い方にも慎重になり、無駄な出費を減らすことができました。

また、投資の際にも企業の財務諸表を読み解くスキルが役立ちました。完全に理解するにはまだ時間がかかりますが、簿記を学んだおかげで、会社の経営状態をざっくりとでも把握できるようになったのは大きな収穫です。

4. 新たな学びの習慣がついた

簿記3級に合格したことで、学習する楽しさを再発見しました。大人になると、なかなか新しいことを学ぶ時間や機会が減りますが、今回の挑戦を通じて、「まだまだ学び続けられる」ということに気づかされました。

その結果、FP3級やITパスポート、英検3級、さらには野球知識検定5級など、挑戦する意欲が湧き、さまざまな資格を取得できました。これまでの自分には考えられなかったことです。

学び直しの大切さを実感するとともに、この経験を子どもにも伝え、常に挑戦してほしいという思いが強くなりました。

5. 確定申告が自分でできるようになった

簿記を学んだおかげで、税金に対する知識も自然と身につきました。特に、自営業や副業を始める際に避けて通れない「確定申告」を自力で行えるようになったことは、大きな成長です。

会社の先輩に言われるがまま、ただただ面倒だと思った確定申告が、自分の意志と力でできるようになったことは、とても自信につながりました。

まとめ

簿記3級に挑戦したことで、私はお金に対する向き合い方や学び続けることの大切さを再確認しました。この挑戦がきっかけで、家計管理や投資、さらには自己成長に向けた一歩を踏み出すことができました。

社会人として、そして一人の大人として、新しい知識を身につけることは、人生をより豊かにしてくれると実感しています。これからも、新たな学びや体験に挑戦し、さらなる成長を目指していきたいと考えています。


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普段は電機メーカーで組込みエンジニア(ソフトウェア開発)をしています。お金と時間の自由を得てゆるく生きたいと考えており、節目の50歳でサイドFIREを目指しています。
私のnoteでは「生活に役立つ商品紹介」をしています。これからも有益な情報をお届けしていきます。

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