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とっておキッズ、何が「とっておき」なの?
こんにちは!
現場のために、現場の外から頑張る元教員、とっておキッズです。
本記事の読了目安は3分です。
noteでいろいろな方と交流していると、「とっておキッズさん」と呼んでいただくことが多いのですが、実はとっておキッズは屋号なんです。
「もし教員を辞めて会社を立ち上げたら、会社の名前に『とっておき』という言葉を入れよう」。教員時代からそんな思いがずっとありました。法人化していないためとっておキッズは会社ではありませんが、個人事業主でも屋号を決めることができます。開業届の屋号欄には、入れたかった「とっておき」という言葉に、最終的には子どものためになる仕事がしたい…という思いを込めた「キッズ」をくっつけて、「とっておキッズ」と書き込みました。
では、なぜ「とっておき」という言葉にこだわるのか?という話を今日はしてみます。
学生時代の思い出
私は教育学部卒で、卒業後は大学院に進学しました。その間、数えきれないほどたくさんの授業を受けてきました(と同時に数えきれないほどサボりました)。学生時代からはかなり時間が経ってしまったので、授業の内容はほぼ忘れてしまいましたが、今でも忘れられない授業が1つだけあります。
それは特別支援教育の歴史についての授業でした。担当していた教授は、かわいいおじいちゃんのような先生(失礼)。歴史の授業なんて、高校生の頃なら完全に眠くなっていましたが、この授業はとっても面白かったことを覚えています。
2007年に学校教育法が改正されるまで、特別支援教育は『特殊教育』と呼ばれ、『Special Education』と訳されていました。
(現在は『Special Needs Education』です)
そんな歴史を振り返りながら、教授が言った言葉がこちら。
「『特殊』って言うと、なんかちょっと異様な感じだよね。
でも、『スペシャルランチ』って言われたら、どんなランチを想像する?異様なランチを想像する人はいないでしょ。
スペシャルランチって、とっておきのランチということだよね。
だから、『Special Education』は特殊教育ではありません。とっておきの教育です。一人ひとりに合った、とっておきの教育が特別支援教育です。」
バリバリバリ!!!!!!
と雷に打たれたような気持ちになりました。エエーッ、特別支援教育ってめっちゃカッコいいじゃないの。一人ひとりに合ったとっておきの教育…。自分がやりたいことは、まさにそれだ!
それから私は頑張って勉強し、教員採用試験に受かったり受からなかったりしながら、無事に特別支援学校の教員になることができたのでした(激・割愛)。
結局は、体を壊して退職してしまいましたが(激・割愛2)、教員を辞めた今でも特別支援教育に関わりたいと思うのは、そして「とっておき」という言葉を提げて仕事をしているのは、教授のこの言葉が今でも心にあるからだと思います。
ちなみにとっておキッズ、ロゴもあるんです。Illustratorを覚えたての頃に自分で作りました。
子どもにとってのスペシャルランチといえば、やっぱりお子様ランチかな?と思ってこんな感じに。初心者の手作り感がすごいですが、かわいいので気に入っています。
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ということで、今日はとっておキッズという名前の由来をお話ししました。
とっておキッズは現在、一人ひとりに合ったとっておきの教育を提供している先生方をサポートするため活動しています。
「じゃあとっておきティーチャーじゃないの?」と言われるかもしれませんが、先生方をサポートすることが、最終的には子どもたちのためになると思っているので「キッズ」をつけています。
(普段の仕事で、子どもが直接使うもの(学習教材など)も作成していますが、現段階ではメインの活動ではないので激・割愛3。)
大人も子どもも笑顔になれるような仕組みを作っていきたいですね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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なお、「本名で載せてほしい」というご希望がある場合を除いて、ペンネームや本名とは異なるイニシャルなど、個人が特定されない形での掲載となります。顔写真や似顔絵等も載せることはありません。
少しばかりですが謝礼も出ますので、ぜひご検討いただき、上記記事のお問い合わせフォームからご連絡いただければと思います!
よろしくお願いいたします。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も折り返し!あと2日がんばりましょう💪