見出し画像

半年

うちで一緒に暮らしていたハムスターのてんちゃんが半年前の4/30に虹の橋を渡った。
半年間てんちゃんがいない生活をして思うことも纏って思いを残しておきたくてnoteを書く。

とても苦しくて悲しい出来事だけど生活は続いていて、あれから楽しいことや笑えることも日々あるが、ずっと薄い寂しさの膜がかかったような感覚でいる。
きっとこの感覚は変わらずにどれだけこの膜は薄くなってもずっと消えることはないんだと思う。

てんちゃんは2歳2ヶ月を超えていてハムスターとしては高齢で昨年末に大きく体調を崩してから覚悟をしていた。
年明けに持ち直してくれたが3月頃からいつもより食べる量が減ってきたり運動量が減ってきていた。

お迎えしてすぐの頃

亡くなる前日はふやかしたペレットをあげて食べてくれているのを見て頭を撫でた。
いつもと様子が違うところはなくて夜は眠った。
その頃はなかなか寝付けない日が続いていていつも朝の4時ごろに目が覚めてしまっていたが、その日は昼前まで寝てしまった。

起きてすぐいつもどおりてんちゃんの部屋を見るといつもの場所で寝ている。
少し様子を見たらお腹が動いていないことに気づいてすぐに身体を確認したがもう冷たくなってしまっていた。信じられない感情と目の前の現実が辛かった。
せめていつものように早く起きていたら手の中で見送ることができたんじゃないか、最後の時ひとりで寂しい思いをしなかったかを考えてこの半年何度も後悔した。
通院が負担になっていなかったか、もっといい治療があったんじゃないかと思うと申し訳ない気持ちになった。

うちで暮らしていたわけではないけど、てんちゃんにはお姉さんがいてその子も数日前に虹の橋を渡ってしまった。
とても大切な子で長生きしてくれたけど、まだその悲しみの中にいてその子の好きなおやつなどをもらっててんちゃんに食べてもらおうと話していたが、てんちゃんは食べることなくいってしまった。
優しい子だから向こうで一緒に過ごしてくれているだろう。

ハムスターはとても小さくて弱い生き物だけど大きなエネルギーを持っていて、多くのことを学んで癒しをもらった。
てんちゃんのふわふわの小さな身体は暖かくて力強くて、きらきらに輝く目はしっかりと私を見つめてくれた。
どれだけ感謝しても足りない特別な存在だった、一緒にいてくれた時間をずっと忘れないでいる。

引っ張りっこしてよく遊んだ
ここで寝るからお腹が見えるのが嬉しかった
隠れてるのにばれててかわいすぎる
ご飯ほしいね
頬杖をついて寝てるハムスターは見たことない
2歳を超えても若々しいね


いいなと思ったら応援しよう!