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【ブックレビュー】嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

この本を読んだのは
天才打者、落合博満が憧れだったからです!
小さい頃にやったTVゲーム
「燃えろプロ野球」「ファミスタ」「パワプロ」
で最強のバッターでしたからね。

あっ、もちろんゲームだけではなく
野球少年でもありましたから、
本物の野球でも、ファンでしたよ(^_^;)

そう、野球少年だった方なら、
背中をピンと直立させ
うでをユラーっと伸ばす
「神主打法」を一度は真似したこと
あるはず!

この本のあらすじは
落合博満さんが、監督となり
どんなことを感じて試合にのぞんでいたのか
近くにいた、記者 鈴木忠平さんが書いた熱い本です!

一言でまとめると
「確かな理と揺るぎない個」を求めるのがプロフェッショナルだ!

随所に、「個」と「全体」との対比が出てきます。
「個」を求め過ぎれば、「全体」と合わなくなることもしばしば。

でも勝ちを求めるならば、個を徹底的に考えさせ
合理的思考をとらなければならない、と落合博満は示しています。


落合監督時代の、采配で知りたかったのが
●日本シリーズ完全試合目前の9回で、山井を交代したのはなぜか?
●キャンプのはじめに紅白戦をした理由
があります。

決して読んですっきり、
というわけではないのですが、
深い訳があったのですね。
興味深いです。

落合が求めていたのは若さが持つ勢いや可能性という曖昧なものではなく、確かな理と揺るぎない個であった。  そして落合の世界に踏み入って感じたのは、その理というのはほとんどの場合、常識の反対側にあるということだった。


野球だけでなく、われわれ社会人でも参考になる
考え方が散りばめられており、オススメです。



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