日記 9/1 M-1グランプリ2024仙台予選

9/1(日)、M-1グランプリ2024の仙台予選がありました。

わたくし、突然及川は「モーリス」というコンビでねくびという男と漫才をしています。
2015年に大学のお笑いサークルで結成、そこからかれこれ今年で結成9年目になります。M-1グランプリの挑戦は、2016,2017,2018,2022,2023,2024で6回目になります。

昨年の2023では、下記のようなネタをしました。

9割方突然及川しか喋らない変な形式の漫才。
これまでで1番の手応えがあった漫才でした。
過去に1回戦突破した2018にやった漫才よりも。
ですが、それでも1回戦突破はできませんでした。
それぐらい周囲のレベルがあがってるってことなんだなと感じました。
実際、出番後に観客として見てても「あ、負けたな」と思う場面はありましたし。

ですが、このネタがきっかけで界隈の色んな方から「モーリス」を知っていただき、今までちょっとしか関わっていなかった仙台お笑い界隈の輪にどんどん入ることができました。

2024年は、9/1に仙台予選が開催される!!

これがわかる前より、ネタのコンセプトは何となく固めていました。
「ねくびがメインになるネタ」

コンセプトは決まってても、9年の付き合いなのに未だにねくびという男を活かす脳みそが僕には備わっていないので、台本は全然書けませんでした。
ねくびという男を捉えるのには、まだ世界にその概念が無いのかもしれない。

「こりゃ、もう、会話しながら作るしかねえな」
ってことでスカイプ繋いで喋りながらネタを作りました。

今回やったネタは、「引っ越し」
私が岩手から宮城に引っ越した話を軸に進める。。。はずが。。。
という内容のネタです。
(キーワード:引っ越し、インターネット、武田信玄と上杉謙信)
初期案はねくびが接客している時に哲学的思考に陥るネタでしたが、どんどん改造されていき最終的には披露した形のものに落ち着きました。改造のプロセスはもう覚えていないというか、自分たちでもなぜこうなったか整理がついてない。
ただ、今年も変な形式のネタができてしまったことは確かでした。

本番の3週間くらい前、ある程度完成形に近づいた時に、かなり変なネタだからどこかで試しておきたいね~という話になったが、
なんと、お互いの都合がつくタイミングにライブはやってない!!
どうしよう!!
せめてネタ見せだけでもしたいんだが…
的なことをXでつぶやいたら、とれいんさんが一緒にネタ見せ合いしませんか?と声をかけてくださり、本番前に3回ほどネタを叩くことができました。(呟いてみるもんだな。。。!)
お陰様で自信を持って舞台に立てました。ありがとうございました!

本番当日
青文時代、ブルーゾーン、ぐずらもずら、カリフォルニアロールの皆さんと合同ネタ練習したあと、会場に向かうと見知った顔がたくさん。
なんだか、めちゃくちゃ安心しました。
モーリスはDブロックで、先のブロックの方を見送ったり、後のブロックの方から見送られたりしながら受付をしました。
今回の会場は演者控えと観客動線が重なる構造で、待機中に仲間から手を振られたりしながら出番を待ちました。

出番になりました。
今年はほとんど緊張することもなく、観客席を見渡して「あ、めっちゃいいポジションにあの人いるな~」とか思えるくらい余裕がありました。
ネタもほぼ練習通り披露でき、途中のウケ具合もいい感じだな~と思い、ラストの伏線回収(?)で大きな笑いが起きたと感じて終えることができて、まずはヨシといったところ。
でも、通るかどうかはまだ分からないなぁ。。。と思いつつ、カフェで休憩をする。(なんと座った席のとなりがヨッフィーのお二人だったという偶然)

今年は仙台で出場することになった落研OBの同期「善し悪し」も到着したということだったので、ネタ見せをしてもらうことに。相変わらず面白いネタをしてて、どっちにするか悩んでいたクダりの後押しをしたり。

僕はそのあとGブロックの後半くらいから観客として楽しむことにしました。

観覧感想パートは以下の別記事にて!!

約140組のネタが終わったのは18:30頃。約6時間半の仙台予選が終幕しました。

今年は結果発表を会場前の広場で、界隈のみんなの近くで聞くことに。
知り合いや仲間の名前が呼ばれるたびに湧きおこる喜びの声。
その中にモーリスの名前はありませんでした。
今年もダメだったかぁ…

同じ舞台に立ってきた仲間が進出して喜んでいる姿を遠くから眺めている時間、とても染みました。嬉しいし、一緒に行ってみたかったし、続けて同じ舞台に立ちたいなと思ったし。

結果発表後、相方があんなに悔しがってる姿、久しぶりに見ました。

「もっといっぱい舞台立とうぜ~」

これが、僕がモーリスに対して思っていたことです。

突然及川としての面白さを広めたいという思いはもちろんありますが、同じくらいねくびという男、モーリスというコンビの面白さを広めたいのです。
そのために、経験値積んでいこうぜ!!

モーリスのネタを見て下さった方、会場でお話して下さった方、いつもありがとうございます。お陰様で、今年も思い出いっぱいの予選を過ごすことができました。

また舞台に立つ際にはいっぱい笑わせますし、皆さんのネタが大好きなのでまた笑いに行きます!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?