夏の終わりに
今日は大学が早めに終わったので課題やらを片付けていました。
今期は午前だけ、午後だけってのが多く、毎日登校ですが時間は割と余裕があるといったところです。
帰ってきて久しぶりに映画を観ることができました。
今日観た映画が1週間前くらいからGEOで借りていた『菊次郎の夏』を観ました。
北野映画が好きな友人が良かったと言っていたので期待して観ました。
父親をが亡くなり、母親に出ていかれてしまった少年の正男が近所のおじさん菊次郎と母親を探しに行く物語ですね。
最初の菊次郎は子どもに全く興味がなく、旅のお金をもらった次のシーンではそれを競輪に使っています。
そこからもう面白かった。
こういうかんじでふふっと笑えるシーンが常にあり、ニヤニヤしながら観ることができた。
菊次郎と正男の微妙な距離感というか信頼関係が愛おしかった。
母親の元へ着いたところでお話が終わるのかと思いきや、復路もしっかり映画になっており、そこが良かった。
みんな正男のために一生懸命になってくれて、いいなあと思った。
みんな楽しそうなのは見てても楽しいですからね。
完全な喜劇とは言えないのだけれど、観て良かったと思える映画だった。
あと久石譲の音楽がめちゃくちゃ良くて、この音楽を聞くために観ても損はないと思う。
北野作品はバイオレンスな印象があったけれど今回は少し毛色が違った。
こんなかんじの映画もいいなと思った今日この頃でした。
夏の終わりに素敵な音楽とこの映画を観られて幸せでした。
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