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20210722ワークショップ③浦岡

開催日時:2021年7月22日 13:30~15:30
場所:グレイスヴィルまいづる-東京(Zoomオンライン)
内容:
①前回参加者とつくった詩をみんなで朗読する。
②詩にみんなで振付を考える。
③みんなで踊る。

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浦岡雄介(生きがい支援、グレイスヴィルまいづる)

 ただの羅列だった詩に見事に物語が備わっていた。とてもシンプルな工夫だった。こんなちょっとのことでストーリーができる。僕は小学校のころの「しりとり作文」を思い出した。僕はこの工夫に驚いたが、入居者の方たちはどう思っただろうか。

 普段、企画を考える時にパワポを使う機会がぐっと増えた。教員時代に支援学級を担任していたときに「視覚支援」を勉強したことがあり、チョークの色や印象的な黒板の使い方を工夫するようにしていた。

 その経験があり、どうすればさまざまな障害(老化現象?)がある入居者の方に楽しんでもらえるだろうか、といつも考えている。そこでパワポは本当に役に立つ。歌の歌詞はもちろん、話す内容のテーマや大事なことは大きな文字で伝えるようにしている。

 画面の中の砂連尾さんは身体の動きで詩の内容を伝える。その詩もモニターの隣に設置したスクリーンに映し、大きい文字で伝える。参加人数も多いのでさらにその隣にモニターを設置し砂連尾さんが映る。たくさんのものがケーブルでつながれて、キーボードで操作する。

 遠目から見ると漫画『AKIRA』に出てきそうなサイバーパンクな祭壇に見えてきておかしかった。「やりすぎだなあ」と感じるが、それができてしまうことにも「クスッ」と準備しながらなってしまった。内容が、内容なのでそれはなおさらに感じた。


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