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コルクラボマンガ専科の課題漫画の振り返り
念願だったコルクラボマンガ専科7期に、入らせていただきました!
そこで、SNSで4ページ×8週=32ページの自主連載をしたのですが…!
紆余曲折あり!試行錯誤の繰り返し!でした…!!
今回はそのことについて、振り返ってみます
今まで、なんとなく〜で描いていた漫画たち。
描きたいテーマを思いついたまま、描いていたのですが、今思えば過去作は自己満漫画だったなと思います。
読者の視点を今回考えて描けたのは、大きな進歩でした!
また、ストーリーのテーマも、同期のメンバーに影響を受けました!
田内学さんのお金のむこうに人がいる
を読み、拙いながらも自分なりにお金のテーマで漫画を描いてみようと思いました。
また私は、ストーリーが進めることばかりに注力しがちで、人と人との関係性を描くことがニガテであるという自覚がありました。
そのため、今回は登場人物の関係性を描くことにチャレンジしました。
浪費妻 × 倹約妻
お嬢様育ちの妻 金澤 愛莉(お金でざわつく、あ!要る!)が
カードローンで100万の借金を作り
父親代わりに妹弟の面倒を見てきた夫
金澤 ケン(お金でざわついて、倹約する)
と、金銭感覚をすり合わせていくというストーリーです。
(ネーミングセンスはさておいて 笑)
この設定については、引きがあるとお褒めいただくこともある一方で、リアルでえぐいテーマという感想をいただくこともありました。
見てみたいから共感してほしいという気持ちで描きましたが、なかなかテーマがシビアで話作りは難しかったです。
それでも最後まで描けたのは、
講師の方々が、共に伴走してくださったおかげです。
キャラやストーリー作りで、特に学んだのは登場人物に主義を語らせることでした。
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(テンプレートを作ってくださった、ロッテンマイヤーさんありがとうございます!)
主義を設定したことで、セリフも作者の私自身から出たものでなく、登場人物たちが喋り出したのは嬉しい体験でした!
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Twitter自主連載では、出していたキャラ3人の登場を卒業制作では減らしています…
32ページという枠に収めるには、登場人物の人数を減らさなければならず…
それでも、裏の設定としては活きているかなと思います。
表に出てこなくても、世界観の中には含まれています。
そして、世界観の作り込みの重要さも学びました!
一方で、課題も残ります。
一つは、絵柄の安定を図ること。
同期のさまざまな作品を目にして、自身の画力の低さに向き合いざるを得ませんでした。
(しかし、これを気付けたのは、知らないを知るという一歩を踏み出せたという良いこと✨)
演出が足りないこと、顔漫画になっていること
これはパースを学び、さまざまなな構図で描けるよう努力したいと思います。
次回作に、ご期待ください!
(特別講師風のラストで⭐︎)
最後に、改めて多彩な講師陣、同期や先輩方
ありがとうございました!!!
河津桜の咲く中歩く、卒業式を終えた学生さんをみながら、感謝の気持ちでこの文章を書きました。