40代ワーママ、転職する②転職理由
前回の続き
転職理由
二社目の会社は10年の在籍期間の半分以上を休んでいた。産休育休×2、帯同休暇
私は基本的に仕事は好きなんだけど、二社目の会社ではそこまでのめり込むことが出来なかった。何なら転職してすぐに入社したことを後悔するレベルで雰囲気が合わなかった。
しかし前述の通り、復帰しては休みを繰り返していたので、仕事に慣れる前に次の休みになるといった感じで拭いきれない違和感に蓋をして何とかやり過ごしていた。
そうでなければきっと入社二年目くらいでとっとと転職していたと思う。それくらい、仕事内容も人間関係もハマっていなかった。ただ、年齢のこともあったのでこの時の優先順位はこんな感じ
①妊娠
②仕事
妊娠することは優先順位の上位だったが、妊娠後は
①仕事
②仕事
この選択は後に後悔する。妊娠中は定時で帰るべし!
そして出産後は仕事のやる気がダダ下がりモヤモヤ再発
①育児
②仕事
しかし、時短中の仕事は割と楽で時短前よりお給料は良かったので(こども手当+年次昇給のおかげ)仕事は続け、違和感は一旦横においておいた。
海外赴任?
そして二人目の育休から復帰して二か月夫に海外赴任の内示が出た
一瞬ついていくか残るか迷ったものの、子供の教育に良さそうだし、仕事も面白くないし、ということで会社の休職制度を利用して帯同することになった。
元々仕事大好き人間だった私がすんなりと休職を決断できたのは、この会社である意味良かったのかもしれない。
(ちなみに駐在帯同はして本当に良かった。色々な体験をさせてもらえたし、価値観も大きく変わったのでいつかこの話も書きたい)
そして4年の駐在から戻り、復職。まずは働くことに慣れるので精一杯。半年ほどでペースはつかめたけれど、どうにもやりがいを感じない。
再びモヤモヤ
そして子供は小学生と保育園児になって以前ほど手がかからなくなってきた。
自分のキャリアについては常に頭の片隅では考えてはいたけれど、ここで立ち止まってきちんと整理して考えることにした。
ボロボロのキャリア
振り返ると私のキャリアは、一言でいえばボロボロ
そりゃそうだ。
休みすぎだし、一度専門も変えている。
これまで関わった仕事の出来は悪くない。良いとは言い切れないところがつらい。もっと頑張れたのではと思う。
それでも仕事をしていく中で、自分のやりたいことがはっきりとしてきて、仕事頑張りたい欲が沸々と沸き起こるのを感じた。
そして復帰して1年、ようやく転職活動することを決意する。
この時点では「転職すること」ではなく「転職活動をすることを決意」しただけで、絶対に何が何でも転職したい!というわけではなかった。
会社探しスタート
次、転職するなら受かりそうなところを受けるのではなく、少し頑張って、分かりやすく言うと「無理目な会社」で探した。
というのも、今の会社はモヤモヤ違和感ありありだったが、長年いると居心地も悪くはなくなっていた(慣れたともいう)
あと、福利厚生が本当に素晴らしく給与も悪くない、小さな会社ながら大きなプロジェクトにも関われるので中途半端な会社なら(失礼ですみません)今の会社で頑張った方が良いかもと考え始めていて、自分のやりたい業務が出来るように部署新設を上に相談していたくらいには、このまま残って頑張ろうという意欲もあった。ただ、
40超えてもういいかなという諦めの気持ちと
あと20年もある!まだ出来る!という足掻きたい気持ちと
だから気になる会社は今、全て受けよう!そしてきっと落ちるだろうから、諦めがつく。そうしたら今の会社で頑張ろう!
こんな気持ちで転職活動をスタートさせた。
つづく