【夏休み】ギターを弾こう!クロマチック練習【1日目】
こんばんは、2020年はコロナウイルスの影響もあり、ステイホームされるギタリストも多いのではないでしょうか?
そんなギタリストの皆さん、まとまった時間を使って、基礎から練習を見直すチャンスです!
クロマチック練習の3つの効果
まずはクロマチック練習です。
ご存知の方も多いかと思いますが、人差し指から小指まで順番にフレットを押さえて単音で音を出していきます。かに歩きと言われることもありますね。
メトロノームに合わせて、6弦→1弦とか1弦→6弦に順番に弾いてみたり、1フレットから順番に2,3⋯と高い音に進んだりしていきます。
とっても、とーっても地味な練習ですが、しっかりと練習していきましょう。
1.指の基礎トレーニング
1つ目は、指の基礎トレーニングとしての効果です。
初めてギターを弾いた時、指が驚くほど思ったように動かない方も多いのではないでしょうか?
どんな楽器でもそうですが、演奏のために基礎的な動きをするための筋肉が必要になります。
クロマチック練習をすることで、指を順番に動かしたり、右手と左手の同期など、そんな基礎的な動きをする筋肉をトレーニングすることができます。
2.耳の基礎トレーニング
2つ目は、耳の基礎トレーニングとしての効果です。
ギターの練習では、速弾きを代表としたテクニックに関する内容が多いと感じています。
テクニックだけではなく、耳のトレーニングを意識することで、ステップアップが早くなります。
現代音楽では12音階で演奏する事が多いです。そのため、クロマチック練習では、音程変化の最小単位を聴いていることになります。
この事で、音程に対する勘のようなもの(相対的な音感)が自然と鍛えられていきます。
3.リズムの基礎トレーニング
3つ目は、リズムの基礎トレーニングの効果です。
メトロノームに合わせてクロマチック練習をする事で、一定リズムでのピッキング能力が向上していきます。オルタネータピッキングをするもよし、アップからオルタネートピッキングをしてみたり、敢えてダウン/アップだけで繰り返してみたり、色々な工夫を試して見ましょう。
プロとアマの大きな違いにリズム感が挙げられるぐらいリズムは音楽に重要な要素になっています。
単純な動きの連続であるクロマチック練習だからこそ、普段意識できていなかった部分を注意深く聞いて、厳しくチェックするのもオススメです。
まとめ
初心者の皆さんはもちろん、中級者の皆さんもこの、機会にクロマチック練習に取り組むのはいかがでしょうか。
クロマチック練習の3つの効果を意識するだけでも、普段とは違った気づきが得られるかもしれません。
皆さんのギター生活に良い効果が得られると幸いです!
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