TENGA広報 西野芙美さんの記事✍️共感したところ、格好いい!ってなったところ
私が今お仕事させていただいているWebメディア『creive』で、本日TENGA広報 西野芙美さんインタビュー記事が公開されました。
こちらの記事は、インタビューも執筆も私ではなく、私が携わったのは原稿をチラリと確認させていただいた程度なのですが、「そうそう!そういうのってあるよね!」って共感するところがすごくあるので、記録としてnoteに書かせていただきます。
(下記、creiveから引用)※太字部分および改行は私にて勝手に編集しています。
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例えば、「こいつはエロい会社で働いているから何を言ってもいい」と思って失礼なことを言ってくる人がいるのですが、言っている本人がその失礼さに無自覚なことがけっこうあるんです。つまり、悪意を持っていないんですね。悪意がなければいいという話でもないのですが……。ただ、「エロい会社で働いている女=エロい女=性に奔放」という方程式がその人たちの中には無意識にできあがっていて、それを素直に受け入れた結果が失礼な発言へと繋がる。これって、社会問題とも地続きだと思っていて。
「女がでしゃばってると叩かれてもしょうがない」みたいな考え方が固定概念として存在してしまうと、こういった失礼な発言がどんどん生産されてしまう。私は、こうした固定概念を変えていきたいからTENGAに就職したんだなと、客観視することで、自分自身へのダメージを軽減させているんです。
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女性だけに限らないかもしれませんが、「上記のような固定概念ってあるよな〜」って、公開記事を読みながら深くうなづいてしまいました。西野さんのように「ある会社で働いているから」っていうのはもちろんのこと、「こんな服装をしているから」「こんな髪型をしているから」「結婚していないから」「子供がいるから/いないから」「子供が一人っ子だから/子供が複数いるから」「共働きだから」「専業主婦だから」などといった表面上の理由だけで「あの人はきっとこうなんじゃないか」ってフィルターをかけられて扱われることってあるなーって。
上記で細かく挙げられたのって、私が主婦だからかもしれませんが、改めて考えると、もしかしたら女性の方がカテゴライズされて色眼鏡で見られることが多いのかも...?男性でもこういう風に感じることってあるのでしょうか。
「あるよ〜」と思った方は、何かコメントいただけるとめっちゃ参考になるので嬉しいです。
あと、悲しいことに、おそらく自分だって誰かのことをそういった固定概念を持って見てしまっていることもあるよな...って反省。固定概念から相手に対して思ったことを直接的に口にはしなくても、態度だったり言葉の端端に出てしまっていたりするのかな。それってすごく格好悪いことだよなって。「その人がどういう枠組みの中で生活しているのか」って、情報源としてはある程度大事だけれど、それを偏見だったり悪い方に働かせないように気をつけていかなきゃなって思いました。
そして、私が西野さんのことを「めっちゃ格好いい!!」って思ったのは、『それら固定概念が存在したまま→失礼な発言をする人が増える→それって誰も得しないよね。悲しい思いする人が増えるだけだよね』っていう考えのもと、世の中に向けて発信しているところ。より良い世界になるように。
これってかなりエネルギーが要ることですよね。私だったら、例えばプライベートで色眼鏡で見られて嫌な思いをすることがあっても、相手には言わずに溜め込んでしまうことが大半で...。これって、相手に言わずに我慢するのが偉いとかではなくて、私の場合は「相手に注意や言葉かけをする→相手からどんな言葉が返ってくるかわからない(逆上されるかも。怖い)→そこで精神的ダメージを受けるのが嫌」って構造で、何も働きかけずに終わってしまうんです。
相手と直接ぶつかり合うのが嫌だけど、家に帰ってからもモヤモヤがおさまらないような時には、ノートにその思いをがーっと書き出すくらい。
でもノートに書き出しても、プラスに働くのは自分の内々の心での解決や昇華のみで、相手も世界も何も変わらない。
西野さんはそうじゃない。それが格好いい。本当に格好いい。