シンガポールのホーカーセンターの魅力は寛容性だと気がついた。
今日知ったのですが、不動産・住宅情報サイト ライフルホームズのサイト内に、「LIFULL HOME'S 総研」があります。
https://www.homes.co.jp/souken/
活字中毒の私としては、全然業界が違うのに大量の考察を読めて面白いです。
「寛容社会―多文化共生のために<住>ができること」
https://www.homes.co.jp/search/assets/doc/default/edit/souken/PDF2017/tolerant_society.pdf
これを読んでいて、「僕がシンガポールのホーカーセンターに自分が魅力を感じる理由は、”寛容性”なんだ!!!」と、言語化出来ました。
以前の記事では、自分が感じている魅力が言語化出来ずに、「決して褒められる状況ではないのですが、今の日本では見ることが出来ない懐かしい何か、を私はホーカーセンターに見いだしているようです。」と表現しとりました。
https://note.com/totoronofurusato/n/n147f41d4f609
朝から晩まで、多国籍の老若男女がわいわいと集うホーカーセンター。
独り暮らしのおばあちゃん、おじいちゃんの憩いの場であり、生存確認の場
タバコをぷかぷかふかして、ビールをかっくらう、カーッペっ!と痰を吐く、決してお近づきにはなりたくないんですけど、格好いい不良おばあちゃんが子分(もちろんおじいちゃんとおばあちゃん)をはべらすたまり場
乳飲み子を連れた3世代の団らんの場
肥満の人、喫煙者、車椅子を使ったり片麻痺で杖をつくの人も目に付きます
バギーを押しながら二人でタバコを吸う若い御夫婦
まさに多文化共生の場です
そして寛容性に満ちた(ように外国人である私には見える)場です
ーー「LIFULL HOME'S 総研」のレポート「寛容社会―多文化共生のために<住>ができること」より引用 ーー
「寛容」というキーワードを巡って、外国人との接し方から地域社会での暮らしまで幅広く調査した結果、以下のような知見が得られた。
・ 外国人と交流することそのものが、外国人に対して寛容な態度を醸成すること
・ 地域社会で友達のいない人ほど、外国人に対しても不寛容であること
・ 外国人と交流することで社会全体の寛容度が高まること
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日本のニュースやワイドショーを見ていてとても窮屈に感じてしまうのが、日本社会の不寛容性です。
多様な人達が交流することで、寛容度が高まるような場が作りたいです。
ということで2021年4月30日現在の目標は以下
「トトロのふるさとの狭山丘陵で、経済的な価値を失った山々/雑木林/農地/空き家等を、自然を保持・回復する方向で開発する。人々の健康が増進される面白いモノ・コト・トキを提供し、多様な人が交流出来る寛容な空気のある場にすることで、経済的価値を取り戻す。稼ぎは狭山丘陵に再投資して、より魅力的な里山の風景や気持ちのいい空気を増やし続ける。」