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ワールドダイスター聖地巡礼旅行 in 青森 ①恐山編

初めまして、ととらと申します。
本稿では、筆者が今年夏ごろ(2024年9月)に行った、アニメ「ワールドダイスター」およびゲーム「夢のステラリウム」の聖地巡礼旅行について書いていきます。

①恐山編に加え、②フェスイラスト編、③ナタネ島編を後日投稿予定です。

本稿について

東京にある聖地に行ったという方はX等でたまにお見掛けしますが、流石に青森となると来る人はかなり少なく、現地の情報が不足していると言えます。情報の発信と巡礼者の増加を促すことが主な目的です。

また、この旅行のスケジューリングには多くの問題点があり、一部「参考にすべきでない」旅程を紹介することとなります。注意点として挙げていきますので、反面教師としてご自分の旅行を計画して頂ければと思います。

といいますか、結論、移動に鉄道を使ってしまった事が主な「参考にすべきでない」部分です。自家用車かレンタカーでの移動を強く推奨します。詳しくは後述します。

本編

目的の聖地は大きく分けて 恐山・ここしずフェスイラストの場所・ナタネ島 の3か所です。

フェスイラストの場所ってなんだ?と思う方もいらっしゃると思います。こちらのシリウスフェスで実装されたここしずの背景の場所のことです。

次に別縮尺の画像を見てください。

左下に錆びた看板がありますよね。拡大して見てみると「下北郡 川内町」と辛うじて読み取れます。これはTwitterにて他の方が発見したものです。申し訳ありませんがチキって引用ツイートで間接的に紹介させていただきます。ワールドダイ感謝!

そしてこの場所、発見されてから日が浅いこともあり、調べてみたところこの記事を書いている11月27日時点では筆者以外に訪れた人は発見できませんでした。この現地に行って本当に聖地が実在するのか確かめる、という聖地開拓がこの旅行の一番の目玉となります。

ただし紹介するのは次回です!焦らしますよ~

移動

それでは話を進めましょう。9月6日出発、一泊二日の旅行です。このnoteを執筆するまでに3か月近く経っています。電車やバスの運行などが変わっていたり、筆者の記憶が改ざんされていたりする可能性があります。また、交通機関の乗り降り時刻も大まかなものです。ご注意ください。なんでもっと早く書かなかったんですか?

旅の出発地は青森駅、最初の目的地は日本三大霊場、恐山。

この2日間、青春18きっぷを多用します。この切符は夏休み期間などに販売され、JRの普通・快速列車が一日乗り放題になるものです。5日分まとめての販売で、複数人で使っても、日を隔てて使ってもOKです。

の、はずだったのですが…

今年(2024年)冬期から切符の内容が変更されるようです。具体的には、

  • 3日間、5日間用の2種があるが連続使用のみ

  • 一枚を複数人で分けての使用ができない

などです。もし使う際は北海道などにも足を延ばして調整してみるといいかもしれません。

さて、それでは青森駅を午前9時25分発、野辺地駅に10時10分着の列車に乗りますわよ。この区間はJRではなく青い森鉄道という路線ですが、特例として青森駅から野辺地駅まで乗り続ける場合に限り、青春18きっぷの使用が認められています。

JRに乗り換え、10時20分野辺地発、11時5分下北着の列車に乗ります。下北駅からは下北交通の恐山行きバスが出ています。11時20分発、12時着です。終点が恐山ですが、一個前の太鼓橋前で降りることをお勧めします。

この太鼓橋、なんと三途の川にかかっている橋です。

あの世とこの世を繋ぐ橋。横に三途川と書いてあります

恐山まで歩いてもすぐなのでぜひ見てから行きましょう。

聖地その1 恐山

まずは紹介から。

恐山には地獄と極楽が同時に存在し、亡くなった人の魂が集まる重要な場所と言われています。活火山であり、地表からは火山ガスが噴出し、草木が生えていません。極楽浜という湖は火山活動でできたカルデラ湖です。

そんな恐山ですが、猫足蕾ちゃんの故郷となっています。正確には「青森県の霊場近くで生まれた」とあるので直接の関わりはまだないのですが、人格形成に影響してそうだし、青森の霊場なんてまず恐山で間違いないのでまあ聖地ってことでいいでしょう。

シャーマンキングの聖地でもあります。きっとそのうち役に入った美兎ちゃんが憑依合体するって信じてます。

観光地としての恐山はお寺の境内の中にあります。境内の外にお食事処とお土産屋さんがあるので、ここで昼ご飯を食べます。筆者は山菜うどんを食べました(たぶん)。

総門の前に受付があり、そこで入山料を払います。

入ってまず目に入る、存在感がすごいのが山門。その横にある休憩所を兼ねた建物では、不定期ですがイタコさんが口寄せをしているようです。口寄せとは、亡くなった人の魂をイタコさん自身に憑依させ、家族と少しの間会話を交わすことができる、というものです。筆者が休憩中にも横の方でやっていました。

山門をくぐると大きな地蔵殿が見えてきます。そこまでの道の途中には温泉があり、誰でも自由に入ることができます。入口の売店でタオルが売っているそうです。

温泉

帰る前に入ってみました。とても良いお湯でしたが、硫黄の濃度が高いため、入浴は10分までと決められています。湯温がとても熱いので入る際は注意してください。地獄さながらといったところ。

順路通りに進むと地獄の名を冠した光景が見えてきます。至る所から火山ガスの煙が出ています。

こちらは有名な賽の河原。

ひとつ積んでは父のため ふたつ積んでは母のため…

そういえばバスの中で賽の河原の歌が流れてました。恐山アンナも歌ってましたよね。

最後は極楽浜。とてもきれいな湖ですので実際に見てみてください。ガスの影響で強い酸性の水になっています。そんな環境でも生きているすごい魚がいるらしいです。

1080!
お土産屋さんで買った恐山湯飲み。こういう渋い湯飲みが大好きです


3時55分恐山発、4時半下北駅着のバスで帰ります。お気づきの方もいるかもしれませんが、恐山の滞在時間、約4時間です。一本早い便もあるのですが、1時5分発と、1時間しか滞在できないので今回は見送りました。ダッシュで一周してくるならこっちもありかもしれません。

いくらそれなりに広い境内とは言ってもかな~り暇を持て余します。さらに前述の通り、日を遮ってくれる木が全然生えていませんので、気温によっては結構暑いです。ここで「車で来ていれば好きなタイミングで帰れたのにな」と感じたわけです。ただ、山なだけあって行きの道はかなり上りますし、曲がりくねっているので運転するのも疲れると思います。事故には注意してくださいね。

では、下北駅に到着したところで①恐山編はおしまいにします。次回は一日目の宿泊場所から今回の目玉聖地、フェスイラストの場所までを紹介します。ここまで読んでいただきありがとうございました。またお会いしましょう。

②はこちら


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