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ブルワリー来てくれた人達のお話。



こんばんは。

先日ブルワリーにWest Coast Brewingのしゅうた君来てくれました。なんだかんだイベントやらブルワリー行ったりで1,2ヶ月に1回は会ってるような気がします。もはやWCBの顔になっててもうどこ行っても顔パスでしょう。WCBにはブルワリー立ち上げ以前から最もお世話になったブルワリーの一つで、わからないことや何かトラブルがあった時にはいつもデレックさんに質問してなんでも教えてくれました。彼らが使ってたタンクだって中古で譲ってくれたりもしました。最初のビールが仕上がったぐらいのタイミングでも静岡で開催されたWCB主催のイベントに呼んでもらったりして、おかげで今があります。ホントに感謝しています。
それ以降もチームWCBとは仲良くさせてもらってていつもいい時間をもらってます。
そしていつもすごいスピードで大きな壁を登っていく姿は憧れと同時に嫉妬の様なものも芽生えたりして刺激をもらってます。また新しいプロジェクトの話も少し聞けたりしてパワーもらいました。
WCB出現前と後では日本クラフトビアシーンの色が違うなんて言っても否定する人もそんないないと思いますよね。また近々会いましょ。


さらには昨日はご存知Yuya Boysの面々がブルワリーに来てくれました。昨年同様に今年もBEERKICHIの周年に合わせてコラボビールの仕込みです。彼らならではの独自のクラフトビールへのアプローチはたくさんのクラフトビールファン達を楽しませ、コミュニティを作ったりしています。さらにはその行動力でたくさんのブルワリーを巻き込んでそれらを一歩でも二歩でも先に進めちゃうほどのアイデアや原動力を持ってたりします。ほんとすごいす。
もちろん彼らの店舗でもTotopiaのビールよく扱ってくれて僕のキャラクターや方向性に伴走して共感してくれています。僕らにとってそうそう多くないコラボですが、彼らのアイデアやブランドは僕らに多大な知見や機会を与えてくれます。
みんな各地からわざわざありがとうございました。

といった具合にここ最近はブルワリーへの訪問が続いた日々でした。普段はいつものメンツばかりですがこうやっていろんな人が来てくれるのはそれは素直に嬉しいものです。

さて。そんなこんなであっという間に3月も始まって令和5年度も残りわずかです。クラフトビールの世界では年度換算することがいくつかありまして、その中でも駆け出しのブルワリーにとって一つ重要なことが、年間のビール製造量です。
僕らはビール製造免許と発泡酒製造免許を取得しています。取得していますといっても実際に言えば”仮免許”状態であります。実はそうなんです。
いくつか項目がありその全てを3年連続でクリアすると晴れて”永久免許”へと切り替わります。そのいくつかの項目の一つが年間の”製造量”とういうわけです。

ビール→60kL
発泡酒→6kL

でどうかと言えば、発泡酒はあっという間にクリアです。なぜかというとほぼ毎月2種ほどSour IPAをリリースしています。もちろん達成しますね。
しかしながらSour IPA(発泡酒)を仕込み過ぎている為、その代わりにビールはギリギリ届かないかもしれません。笑
税務署にチクチク言われそうですが、来年度はビールも達成できるぐらい作れるといいです。きっと大丈夫。

最後に今週はWest Coast Lagerをリリースしています。
どこかで見つけたら飲んでみて下さい。美味しいです。




Name: Crossphobia / クロスフォビア (十字恐怖症)
Style : West Coast Lager
ABV : 7.0%
Hops : Southern Cross, Nectaron Cryo
ホワイトゴールデンのクリアなボディは期待通りの軽やかさ。鼻に抜けるグラッシーで巨峰の様なアロマは口にした途端にレモンや松に変わり少しの苦味。


Southern CrossはFreestyle HopsでNectaron CryoはYCHとどちらもニュースタンダードなホップをDouble Dry Hoppedで仕上げています。今回初めてSouthern Crossを使用しました。リフレッシングかつレモニーでパイニーなキャラクターが全面に出ていてWCLとNZ産ホップの相性の良さを再確認できた一作になりました。いつも使ってるラガーイースト不足によりもしかしたら次作の次は少し期間が開くかもしれません。お楽しみ下さい。

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