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#191 インフォグラフィックス

近年、情報の爆発的な増加と共に、ユーザーはますます情報を迅速に理解しやすい形式で受けることを求めています。その中でも、ウェブデザインにおいてインフォグラフィックスの活用は、情報伝達の効果的で魅力的な手段となっています。

インフォグラフィックス(infographics)とは、information+graphicsという意味の造語で、言葉や数字だけでは伝わりづらい情報をイラストやチャート、グラフなどの図形で表現したものです。なぜウェブデザインにおいてインフォグラフィックスを推奨するのか、その重要性について4つにまとめました。

1.視覚的な情報伝達

インフォグラフィックスは、文字だけではなかなか表現しにくい情報を視覚的に示す手法です。そのため、複雑で専門的な知識も、シンプルに伝えることができます。これにより、ユーザーは迅速かつ効果的に情報を吸収できます。

2.魅力的なデザインと視線の引きつけ

魅力的で洗練されたデザインのインフォグラフィックスは、ウェブページ上での視線を引きつけ、読者の興味を惹きます。これにより、訪問者は長く滞在しやすくなり、ウェブサイトの情報をより深く理解しやすくなります。イラストはシンプルにしなければならないので、使う色数も少なくなり、パキっとした原色を使えば、色的にもパッと見の印象が強くなります。

3.SNSでの共有促進

インフォグラフィックスは、SNS上での共有に適しています。簡潔で分かりやすい内容は、ユーザーが気軽にシェアしやすく、ウェブサイトの露出を増加させ、新たなアクセスを生みます。これによって、情報は迅速に拡散し、サイトの知名度向上に寄与します。

4.言語を超えた伝達

インフォグラフィックスの大きな強みは、言葉が通じない相手にも伝わることです。図やイラストと数字の組み合わせは言語が異なる人種間でも意味が伝わります。海外向けのリクルートページでは特に有効でしょう。

以上の理由から、ウェブデザインにおいてインフォグラフィックスの活用は、情報伝達の効果的な手段であり、読者の理解を促進し、ウェブサイトの魅力を向上させます。

特にリクルート向けには、専門的な情報でも分かりやすく伝えられるインフォグラフィックスは大変有効です。従業員数、平均年齢、売上高、年間休日などの一般的な情報から、男女比、有給取得率、育休取得率などを提示すれば、リクルートにおいても好印象を与え、求職者の理解度を向上させるでしょう。


上記は実際に仕事で作成させていただいた某企業様のリクルートサイトへ掲載したインフォグラフィックスです。数字以上に情報が明確に伝わるのが分かると思います。

ウェブリニューアルなどのテコ入れをする際、インフォグラフィックスの導入を考えてみてください。

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イトウタカオ
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